ドイツとイギリス確執の根本問題はEUによる主権の侵害

2014.11.06

ドイツのメルケル首相が、キャメロン英首相に対して、欧州連合(EU)の「労働者の移転の自由」を変更するくらいであれば、イギリスのEU脱退を好むと指摘したことを、欧米メディアが報じている。

EU内部で、労働者は移転の自由が認められている。しかしキャメロン氏は、低スキルの労働者のイギリス流入に上限を決めたいと考えている。

メルケル氏は、移転の自由はEUのような統一市場の原点であるとして、そのようなルール変更は、イギリスにとって引き返し不能点であるとし、同国のEU加盟国としての地位の終わりとなり得ると主張した。

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