【終活論(最終回)】「お葬式」のスピリチュアルな真相とは?
2014.09.28
幸福の科学 総本山・那須精舎。
雄大な那須連山のふもとに位置する、幸福の科学の4番目の総本山。境内地に霊園「来世幸福園」や「幸福の科学学園」を擁し、国内外から参拝者が訪れる。
これまで、「お彼岸」「供養」「お墓」のスピリチュアルな真相について、幸福の科学総本山・那須精舎の境内地にある霊園・来世幸福園の法要担当者の方にお話を伺ってきました。
最終回のテーマは、「お葬式」の意味。
人が亡くなっとき、必ず行われてきたお葬式ですが、最近は「0(ゼロ)葬」といって、「お葬式は要らない」と考える人も増えています。その背景には、「お葬式は、遺族の気持ちを整理するための単なる伝統に過ぎない」という見方があり、「お金がかかって家族に迷惑をかける」と、自分から葬儀をしないよう遺言する人さえいます。「お葬式」の意味が、問い直されつつあります。
Q.お葬式には、どのような意味があるのでしょうか。
A. 「お葬式の意味」を一言で言うと、「引導を渡すこと」です。これは、亡くなった方の魂を、あの世に間違いなく送るという意味です。
死んで間もない人は、多くの場合、自分が死んだ自覚がありません。特に事故などで突然亡くなった方や、生前、霊の存在を信じていなかった人は、いつまでも「自分はまだ生きている」と思っています。そうした人にとって、自分が死んだことを自覚するきかっけとなるのが、お葬式なのです。
逆に言えば、もしお葬式をしなければ、自分の死を自覚するきっかけが失われる、ということになります。
Q.お葬式は、どんな形式でやってもよいのですか?
A.一番大事なのは、お葬式を行う宗教家の信仰心です。あの世を信じていないお坊さんのお葬式では、故人に死を自覚させることが難しくなります。あの世を信じていなければ、本心では「お葬式に意味はない」と思っているので、その宗教家はむしろ「詐欺行為」をしていることになるでしょう。
また、最近は遺族の気持ちを中心に組み立てるお葬式が多く、霊的な視点が欠如している傾向があるのも、気になります。
お葬式のみならず供養も、あの世を信じており、正しい宗教観を持っている宗教家が行うべきです。幸福の科学では、霊的な真実を理解したうえで、故人を無事成仏させるために、葬儀や供養、納骨壇の提供をさせていただいております。
◆ ◆ ◆
突然死んだ人は、「自分は生きている」と思っているのに、医者から「ご臨終です」と言われたり、棺桶に入れられたり、家族に話しかけても“無視"されるので、大混乱するというのが現実のようです。しかし、あの世のことを理解している宗教家がお葬式を行うと、「自分は死んだのかもしれない」と受け入れやすくなる。「お葬式」が昔から行われ続けてきたのには、大事な理由があったのです。
【関連サイト】
来世幸福園公式サイト
http://raise-nasu.kofuku-no-kagaku.or.jp/
来世幸福セレモニー株式会社
【関連書籍】
幸福の科学出版 『エクソシスト概論』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1223
【関連記事】
2014年9月23日付本欄 【終活論(1)】「お彼岸」のスピリチュアルな真相とは?
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2014年9月25日付本欄 【終活論(3)】「お墓」のスピリチュアルな真相とは?
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