心の声に導かれて仏の思いを伝えたい

2010.10.01

2010年12月号記事

ザ・コンバート 現代の改宗者たち 【第10話】

アナウンサー 白倉律子

「豊かな時代を生きる現代人の内面探求に答える宗教」として注目されてきた幸福の科学。信者の多士済々ぶりも話題を呼ぶ。彼らが幸福の科学に出会い、古い価値観をなげうって続々とコンバート(転向・改宗)するのはなぜか。(文中・敬称略)

「おはようございます。白倉律子です。あなたを輝かせる心の目覚まし、『天使のモーニングコール』――」

明るく透き通った声が毎週末の朝、全国のリスナーの元に届く。国内35局とハワイで放送されている幸福の科学のラジオ番組「天使のモーニングコール」のパーソナリティを務める白倉律子は、プロのアナウンサーだ。

幸福の科学の教えをさまざまな角度から伝えるこの番組は、今年20年目の長寿番組で、11月第4週のオンエアで1000回を迎える。白倉は2000年からパーソナリティを務め、好評のうちに11年目、550回以上を重ねてきた。

そんな白倉は、96年に幸福の科学に出会う前、根深い新興宗教アレルギーを抱えていた。

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