3年半前の幸福実現党・大川隆法総裁の政見放送は今見ても、まったく古くない
2012.12.15
思い出してほしい。3年半前、日本国民は「政権交代」のマスコミ大合唱に乗せられ、民主党政権を選んだ。そして今また自民党政権を選ぼうとしている(らしい)。だが、民主党も自民党も3年半前に約束したことと、今やっていることはブレまくっている。それに対して唯一、3年半前からまったくブレずに一貫している政党があることを、思い起こすべきだろう。
そのまったくブレない政党とは、幸福実現党だ。2009年8月21日当時の大川隆法総裁の政見放送は、いまだYouTubeなどで見られ続けている。
大川総裁は政見放送で、幸福実現党を立ち上げた目的として、まず「国防」を挙げた。
「現在のままであれば、北朝鮮からミサイルを日本国内に撃ち込まれ、核兵器で威嚇されることがあっても、国防体制が十分ではない」
これは、今まさにドンピシャリ当てはまる。3年半前の2009年4月にも北朝鮮がミサイル発射実験を強行し、自民・麻生政権の河村建夫官房長官はこれを「飛翔体」と言い続ける平和ボケした対応に終始した。この自民党政権の国防意識の低さを見て、このままでは北朝鮮の核1発で日本が降伏することになりかねないという危機感のもとに、幸福実現党が立ち上がったのだ。
さらに大川総裁は、二つ目の目的として、「消費税の廃止」を挙げた。
「我々の研究の結果、1989年の消費税導入以来、長い10年不況が起き、また消費税を3%から5%に引き上げてのち、また不況が始まりました。将来的には消費税が5%から10%、15%、そして20%へと上がっていくのであるならば、この国のあり方を根本的に今から考え直してみなければいけない」
と、消費税を上げればさらに不況が来ること、さらに値上げされていくことを予言した。
当時、自民党は消費税増税を公約に掲げていた。民主党はマニフェストに記載せず、「4年間は増税しない」と言っていた。だが、その後マニフェストを覆し、野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」と言って、自公と3党合意し、今年8月に消費税増税法案を成立させた。
しかし、民主党の試算でも「社会保障を維持するためには消費税10%では足りず、17%は必要だ」と言い出している。自民党も、そのうち「17%でも足りない」と言い出すのは必定だ。
大川総裁は、「皆様方の選択は二つに一つです。『大きな政府』を選ぶか、『小さな政府』を選ぶか、どっちかです」と、国民に選択を迫った。
「自民党においても、民主党においても、先行き『大きな政府』になります。『大きな政府』というのは、分かりやすく言うとするならば、『多額の税金を取って、それを国民にばらまく』ということです。その結果、財政再建は遠のいていきます」
その後の民主党政権の「子ども手当」や「農業所得補償」などのばらまき政策を見れば、大川総裁がすべて見通していたことが分かる。自民党政権に戻っても、「増税・ばらまき」になることは明らかだ。
「今、『小さな政府』を明確に訴えているのは、我々幸福実現党だけです」「政府の機能を国民の生命・安全・財産を守るという機能を中心として、必要最小限のところに国家は介入し、それ以外のことは企業や各人の創意工夫によって未来が開けていけるような世の中をつくろう、というのが私どもの考えであります」
今聴いても、まったく古くない。というより、今だからこそ、はっきりと分かる。幸福実現党こそが唯一、この国を建て直し「強い日本」「豊かな日本」をつくる政党だと。(仁)
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