映画「ファイナル・ジャッジメント」の魅力
2012.04.26
2012年6月号記事
映画「ファイナル・ジャッジメント」の魅力
Inside "The Final Judgement"
大川隆法製作総指揮の第7弾となる映画「ファイナル・ジャッジメント」がいよいよ6月2日に公開される。幸福の科学として18年ぶりの実写版となる最新作は、昨今の緊迫する国際情勢を反映した近未来予言映画だ。その魅力に迫ってみた。
(編集部 村上俊樹)
製作総指揮 / 大川隆法
監督 / 浜本正機
脚本 / 「ファイナル・ジャッジメント」シナリオプロジェクト
出演 / 三浦孝太 ウマリ・ティラカラトナ 田村亮 宍戸錠 他
【あらすじ】
2009年、アジアの大国オウランの軍事的拡張に危機感を覚えた青年、鷲尾正悟(26歳)は友人の中岸憲三らと共に「未来維新党」を立党し、衆院選に立候補する。オウラン人女性のリン・ポルト(20歳)らの協力者を得るも、選挙の結果は大惨敗。だが、その数年後、正悟たちの警告は現実となる。突然、渋谷上空がオウラン軍の軍用ヘリで覆い尽くされ、日本はなすすべもなくオウランに占領される。占領後、言論の自由・信教の自由が奪われる中、正悟はオウランに弾圧される信仰者を匿う地下組織『ROLE』に合流する。希望を失った世界は、未来を取り戻すことができるのか。それは、「新しい救世主」の誕生にかかっていた――。
俳優 / 鷲尾正悟役
三浦孝太
東京都出身、1984年4月14日生まれ。2007年に舞台「abbey」でデビュー。主な出演作は舞台「オレンジ 命の奇蹟」、日韓共同制作ドラマ「赤と黒」など。映画主演は本作が初めて。
僕の演じた鷲尾正悟は、最初と最後ではまったく違う人間になっていきます。物語の中で成長していくんです。はじめは悩んでばかりで、どん底まで落ちるのですが、そこから這い上がっていき、最後は"悟りを開く"という、普通では考えられない役です。
特に苦労したのは、やはり7分間に及ぶ説法シーンです。500人ものエキストラの方とともに何度も撮影したのですが、最後の方では、一人ひとりの方の目を見て話しかけるように演じたところ、「伝わった」という手応えが。プロデューサーの方も「最後の2回は俺も泣けた」と言ってくれました。この映画の見所のひとつです。
CGもすごいし、映像もきれい。宍戸錠さんや芦川よしみさんなど、共演した方々もすごい方ばかりなので、楽しみにしてください。
女優/リン役
ウマリ・ティラカラトナ
スリランカ出身、3月16日生まれ。2001年に映画でデビュー。2010年にはスリランカのナショナル・ステイト・アワーズで最優秀助演女優賞を受賞。現在、日本大学藝術学部に在学中。
日本語は母国語ではないので、最初は心配でしたが、出演者やスタッフの方はとても優しく、非常に楽しくて、良い経験になりました。
私の演じたリン役は、監督やスタッフと相談しながら創っていきました。彼女は子供の頃のつらい思い出を抱えているのですが、正悟と出会い、好きになることで、激しく葛藤しながら、少しずつ愛の大切さに目覚めていくのです。
映画の最後には「愛は憎しみを超えて」という重要なメッセージがあります。人は人を愛すべきなのに、互いに憎しみを持って争っている。私の生まれたスリランカも30年も内戦が続いて多くの国民が苦しみました。しかし信仰や愛によって、インナーセルフ、スピリチュアルな本当の自分を見つける道を開いてくれます。映画でそれを感じ取ってほしいと思います。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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