次々と公開銃殺をする北朝鮮「恐怖政治」の実態

2012.03.22

ここへ来て、北朝鮮の新指導者・金正恩氏が幹部を次々と「公開銃殺」しているという報道が出てきた。4月の「ミサイル発射」も含めて、この「ならず者国家」に世界の眼が注がれている。

韓国紙「朝鮮日報」などによると、韓国政府高官の情報として、金正恩氏は昨年末の金正日総書記の死去後に、「将軍さまの哀悼期間中に不謹慎なことをした連中をすべて排除しろ」と指示。

この指示を受けて、総参謀部副参謀長が、セクハラ事件を起こした疑いで逮捕され、公開銃殺された。

また、人民武力部副部長も、金総書記の喪中に酒を飲んだという理由で、今年1月に公開銃殺されたという。

目的はいずれも、金正恩氏の指示により、軍紀の早期確立のための「見せしめ」だという。

この若い指導者が、このような「恐怖政治」を行うであろうことは、すでに昨年末、幸福の科学での公開霊言によって明らかになっていた。

「親父(金正日)の代の忠臣たちが不遇をかこったとき、何かを画策する可能性があるので、ちょっと気をつけないといけない」

「お呼びして、パーティーを開いて、帰りに、みな"心筋梗塞″を起こすのよ。アハハ」

(『北朝鮮 終わりの始まり―霊的真実の衝撃―』幸福の科学出版刊)

このような北朝鮮に対して、プーチン氏が大統領に返り咲いたロシアも、過去にない厳しい姿勢を見せている。ロシア外務省は「(ミサイル発射予告は)深刻な懸念を呼び起こす」と強く警告。「国連安保理決議が弾道ミサイル技術利用を放棄するよう北朝鮮に求めているのは明白だ」と北朝鮮のルール違反も指摘している。

日本のすぐ隣に人道を無視した「殺し屋国家」があることを、日本人は肝に銘じなければならない。何とかに刃物、北朝鮮に核だ。核武装も含めて国防を固めるのは喫緊の課題である。(仁)

【関連記事】

2011年12月22日付記事 「父を注射で殺した」独占スクープ――金正恩守護霊インタビューで真相語る

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3539


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