<13のファイル>UFO・宇宙人は存在していた! 宇宙開国論Part2
2011.06.30
2011年8月号記事
宇宙開国論 Part2
2010年以降、世界各国でUFOや宇宙人に関する秘密情報が続々と開示され、日本でもUFOの目撃情報の件数が明らかに急増している。「日本人よ、目を覚ませ」と言わんばかりの動きだが、第二次世界大戦後、頻繁に宇宙人が地球に来ている「証拠」は徐々に積み上げられてきた。それを一つひとつ検証し、宇宙への「開国」について考える。
(*)1947年6月24日、米実業家ケネス・アーノルド氏がワシントン上空でUFOフリート(艦隊)を目撃。「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)と形容したことから一気にUFOの存在が世に知れ渡った。
1952年、米国防総省が指示
「UFOを目撃したら報告せよ」
今年4月、NSA(米国家安全保障局、米国防総省の諜報機関)はUFO関係の秘密文書を42ファイル開示した。その中に、「JANAP146」という、1952年に発令された陸海空三軍の共同布告がある。
「UFO報告は直ちに伝達すること。ただし、まず国家警報システムに通報しなければならない」「許可を得ずしてUFO報告を送付したり、発表することは、防諜法に処せられる(長期禁固、または科料)」
米国とカナダでUFO目撃の際、軍人や民間パイロット、船舶航行者も報告の義務があるばかりか、その方法がこと細かに書かれているのだ。米国やカナダで目撃した場合と外国で目撃した場合とで報告を上げる部署が異なり、さらに、報告を上げなければ罰則を科すとされている。
発令当時は、初めて「空飛ぶ円盤」という名が世に出たケネス・アーノルド事件(*)からわずか5年後のこと。この頃からすでにUFOの存在を前提に御触れを出していたのだ。何とこの布告は21世紀の今も有効である。
1947年の「ロズウェル事件」に隠ぺい工作の痕跡
50年後に調べたら書類がなかった
1947年7月に米ニューメキシコ州ロズウェル近郊にUFOが墜落し、米軍が証拠物件を数多く回収した「ロズウェル事件」。アメリカ政府は一貫して否定していた。
ところがNSAの情報公開で次の文書が公表された。それが、「スティーブン・シフ下院議員へのGAO(会計監査院)報告 政府記録 ニューメキシコ州ロズウェル近郊での1947年墜落に関する記録の調査結果」(1994年)だ。
GAOは日本でいえば国会の下に会計検査院を置き、権限を強くしたような機関で、シフ議員がロズウェル事件を調べさせたところ、事件の前後にわたる管理記録と発信メッセージがすべて削除されていたのだ。事件を隠ぺいした痕跡と見るべきだろう。
代わりにFBI(連邦捜査局)の書類「FBIテレタイプメッセージ1947年7月8日付」が残されている。そこには、「レーダー反射板のついた高度観測用気球に似たものが落ちてライトパターソン基地に運ばれた」とある。実際に何らかの事件があったことを示している。
UFOを見る女性たち(1)
永山エリナ(東京・飲食店勤務)
UFOを頻繁に目撃。現われる時は事前に察知する。今年5月8日、新宿に現れたUFOフリートの第一発見者。
「新宿のUFOフリートを発見した時は朝から『感じる』ものがありました。ベランダで洗濯物を取り込んでいる時に、空を見たら、100機ぐらい飛んでいて。ブルーやピンクや白いものがあり、光っているものと光っていないものもありました。形もブーメラン型から球形のものまで、南から北の方向へゆっくりと動いていました。『呼ばれる』気がすると、UFOは必ずいます。一番最初に見たのが高校生の時。以来、UFOをよく見るようになったんですね」
準トップシークレットの「コミント報告」
UFOをレーダーで捕捉した報告書が200枚以上あった
今年4月のNSA公開情報の中に、トップシークレットに準じた扱い(トップシークレット・アンブラ)の秘密文書が含まれていた。それが242枚の電信関係書類「コミント報告」と呼ばれる国務省電信である。
内容はすべてUFOのレーダーでの捕捉や目撃の報告書で、年月日や固有名詞は墨塗りされているが、UFOの機数、高度の位置などが見てとれる。
「UFO97機」「UFO93機」「UFO25機」「高度8200フィート」「高度7万5500フィート」など記録が明確に残っており、10機以上100機未満のUFOフリートが頻繁にレーダーに捉えられていた。
1952年のチャーチル首相の発言
「UFO情報は隠ぺいせよ」
英国立公文書館が第二次世界大戦中から非公開としてきたUFOに関する文書100点が、2010年公開された。この中に、チャーチル英首相の発言があった。大戦中に「英空軍の偵察機がUFOに追尾された」との報告を受けたチャーチル首相は情報を50年間封印するように指示していたのだった。
さらに、チャーチル首相が訪米した際に、アイゼンハワー連合国軍最高司令官とUFO問題について協議し、その後、「民衆の間にパニックを招き、宗教心の破壊にもつながりかねないので、機密扱いにすべきだ」と伝えた書簡が残っている。
UFOを見る女性たち(2)
疋田紗也(スピリチュアル・アイドル)
幼少時に臨死体験をして以来、不成仏霊や浮遊霊などを霊視できるように。UFOや宇宙人らしきものも目撃。
「UFO はよく見ますね。3日間連続で見たこともありますよ。自宅(千葉)の前と、ディズニーランド、3日目に成田山で。お寺系ってけっこう UFO 出ますね。宇宙人も見てます。地元のお寺の境内ですごい視線を感じたので見たら、いたんです。身長 110cm ぐらいで、裸で、肌の色は明るめのグリーンで透けている感じの宇宙人。頭はツルツルで『グレイ』に似てるけど、目が顔の半分ぐらいでした。骨とかなさそうなぐらい細くて、うらやましいって思いましたけど(笑)、目ヂカラが強すぎて、怖くて逃げました」
1960年12月のブルッキングス報告
「大衆と宇宙人を接触させるな」
「月、火星、金星に宇宙人の人工物」
NASA(米航空宇宙局)が委託した1960年12月の「ブルッキングス研究所報告」は、「平和的宇宙活動とその問題に関する研究」というタイトルで、1961年4月に下院に提出された。内容は、地球外生命体、宇宙人に関するものだった。
「地球外生命と直接の会合はここ20年以内には起こらないだろうが、これらが過去に残した人工物が、月、火星、金星への宇宙活動を通じて、発見されるかもしれない」「地球外生命との接触は人類を混乱させる効果をもたらすので、『大衆からそういった証拠を引き上げる可能性』を検討するべきだ」
実際はロズウェル事件の時点で米軍は宇宙人と接触しており、また大衆との接触についても、61年にアメリカ史上初の宇宙人による誘拐事件「ヒル夫妻アブダクション事件」が起きている。本報告からは宇宙人の実在を前提としたアメリカ当局の危惧が浮かび上がり、月や火星、金星に宇宙人が残した人工物があることを認めていることも注目に値する。
NSAの「1964年文書」圧倒的な文明との付き合い方
今年4月公開のNSA文書に「UFO仮説と生き残り問題」という論文がある。文明格差が圧倒的に高い宇宙人への対処法をまとめたもので「1964年文書」と言い、次のような項目が並ぶ。
「①他民族(※宇宙人を指す)よりも劣っている自らの特質は全面的かつ率直に認める。(中略)③無理強いされてもやむを得ない状況にある相手側との交渉においては、相手側に有利な行動のみを取るなど、極力、自制する。④相手側に対しては品行方正かつ友好的な態度を取る。⑤相手側の技術的、文化的強さおよび弱さのすべてを可能な限り(地球の)全民族が一致して熱心に学び取る。(後略)」
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