トランプ氏がハーバードを成敗する ─ トランプ氏の兵糧攻めは大学改革をもたらす
2025.09.29
画像:"Donald Trump, June 2024" by Gage Skidmore from Surprise, AZ, United States of America is licensed under CC BY-SA 2.0.
2025年11月号記事
ハーバードvs. トランプ
トランプ氏がハーバードを成敗する
トランプ氏の兵糧攻めは大学改革をもたらす
政権の大学への圧力は、米国史上初の大学改革となるかもしれない。
関税や移民のほかに、もう一つトランプ氏が大鉈を振るっている分野がある。高等教育、すなわち"大学"である。
発端となったのは、パレスチナ人に共感した学生たちのデモ。ハーバード大学をはじめとした北東部のエリート大学において同時多発で起きた反米、反イスラエル・親パレスチナデモは、勢いを増して暴動と化した。しかも首謀者2人にはハーバード大学から巨額の奨学金が支払われていることも明るみに出た。
ホワイトハウスは、キャンパスで反ユダヤ主義を阻止できなかった複数の大学に対して、連邦助成金を受け取るなら、罰金を支払うように要求。
これを受けて、コロンビア大学は、差別を禁止する連邦法に違反したとされる問題で和解。連邦助成金の受給を再開するために、3年間で2億ドル(約294億円)を政府に支払うことで合意した。
次ページからのポイント(有料記事)
全面対決を選んだハーバード大学
教育でもアメリカ・ファースト
インタビュー 01 外国人を優遇し左傾化を助長する大学助成金にメスを / 森口朗氏
インタビュー 02 社会主義に向かう大学を改革する決定打とは? / アーサー・B. ラッファー博士
タグ: アメリカ・ファースト 森口朗 トランプ ハーバード大学 左傾化 アーサー・B. ラッファー フラット・タックス 教育 大学改革 連邦助成金 反ユダヤ主義 免税特権 社会主義化 2025年11月号記事
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