米保守派が震撼した著名保守活動家を銃殺したのは「左翼」だった ─ 過激な左翼の言論が暴力を呼んでいる

2025.09.13

米ホワイトハウスが公開したカーク氏を追悼する映像。

《ニュース》

米ユタ州のイベントに参加していた保守活動家チャーリー・カーク氏を射殺した容疑者が12日(現地時間)、拘束されました。トランプ米大統領は当初より、「事件の責任は極左にある」との見方を示してきました。その後明らかになった情報から、容疑者は「極左」のイデオロギーに影響されて、カーク氏を一方的に憎み、犯行に至った可能性が高まっています。

《詳細》

逮捕された容疑者は、ユタ州に住む22歳の男性です。事件発生直後、男性の両親が共和党員として登録されていたことから、男性も共和党員の見方が一部で浮上しました。しかし実際は、男性には「所属する政党」はなく、家族の証言によると、近年、急速に政治的な発言が増えたといいます。カーク氏がイベントに参加することについて、容疑者は事件を起こす前の夕食の席上で、「カークは憎しみでいっぱいで、その憎しみを拡散している」と話していたようです。

トランプ氏は事件後、哀悼の意を示すために、すべての連邦政府施設で半旗を掲げるよう指示し、文民として最高位となる「大統領自由勲章」をカーク氏に贈ると表明。ヴァンス副大統領自ら、カーク氏のひつぎを運ぶのを手伝い、遺体を副大統領専用機で自宅に移送しました。

トランプ氏は、「テロリズムの直接の原因は過激な左派の言論にある」と批判してきました。実際、発見された未使用の銃弾の薬きょう3個には、「おいファシスト! 食らえ!」、「オー・ベッラ・チャオ、ベッラ・チャオ」、「これを読んだら、お前はゲイだ。爆笑」と刻まれていたことが明らかになっています。

「おいファシスト! 食らえ!」は、カーク氏を"極右運動家"と批判する左翼と同じ発想です。「オー・ベッラ・チャオ、ベッラ・チャオ」は、イタリアのムッソリーニ政権に反対する反ファシズムの歌であり、極左運動「アンティファ」も使用しています。そして「これを読んだら、お前はゲイだ。爆笑」は、LGBTQなどを批判する米保守派を挑発するメッセージと見られているなど、保守への憎悪に満ちています。

つまり、容疑者は親の政治信条とは異なり、カーク氏を"極右"と批判する「左翼の思想」にのめり込み、同氏を一方的に恨んで、銃殺した可能性が今や濃厚となっています。

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タグ: 分断  左翼  アメリカ  チャーリー・カーク  暗殺  保守  テロ  活動家 

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