石破首相、イージス艦事故の遺族弔問──"美談"の裏で知っておきたい「部下切り捨て」「白旗」の汚名
2025.08.13
事故発生直後の護衛艦「あたご」(SEKIUCHI/Wikipedia)。
《ニュース》
石破茂首相は12日、海上自衛隊のイージス艦と漁船との衝突事故で亡くなった漁師の親子の遺族と面会し、犠牲者を追悼しました。
《詳細》
石破氏が防衛相を務めていた17年前、イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突し、漁船に乗っていた千葉県勝浦市の親子が死亡する事故が発生しました。
当時、自衛隊を指揮していた石破氏は、事故発生の翌々日には遺族宅を訪れて直接謝罪をするなど異例の対応をし、メディアなどから注目を集めました。
遺族によると石破氏は、コロナ禍の時期を除いて毎年お盆の時期に弔問しており、今年も亡くなった親子の自宅で仏壇に手を合わせ、近くの海に酒と塩をまいて弔ったといいます。
複数のメディアがその様子を遺族の声と共に報じ、ネットなどではその「誠意」や「責任感」を評価する声も上がっています。
痛ましい事故であり、犠牲者のご冥福を心から祈りたいと思います。
一方この事件については、石破氏の「誠意」とは別の側面がかねて問題視されています。目下、石破氏の日本国首相としての資質が大きな議論となっており、有権者がその両面を知っておくことには公益性があるでしょう。
《どう見るか》
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