HSU 神様の学問 [第14回] - 新文明の国際政治学
2025.07.29
2025年9月号記事
HSU 神様の学問
入門編
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の教師陣があるべき学問の姿について語る新シリーズ
第14回
新文明の国際政治学
河田 成治
(かわだ・せいじ)1967年、岐阜県生まれ。防衛大学校を卒業後、航空自衛隊にパイロットとして従事。現在は、HSU未来創造学部アソシエイト・プロフェッサーで、安全保障や国際政治学を教える。
国際政治学の使命は、国際社会における「神仏の心」の実現にあります。しかし、現在の国際政治学の問題は、その理想とは程遠いところにあることです。
その原因の一つにあるのが「国家は利己的なもの」であり、国際政治の本質を「利己的な国家同士が利益を求め、強大になるための争い」だと捉える世界観です。
これは国際政治を分析する際の主要な観方「リアリズム(現実主義)」であり、大国政治(Power Politics)によって翻弄される現代において欠かせない分析手法であるとは思います。しかし、その国家観が国益の追求のみに終始する唯物的国家観に基づいており、天上界のイデアを実現しようという志が見失われ、神仏の心を実現しようとする崇高な使命が果たせていません。
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「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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