宏洋氏が幻冬舎から出した書籍について東京地裁が名誉毀損の判決 異常性のある書籍を出した幻冬舎の責任も大きい 幸福の科学が全面勝訴
2024.08.10
大川宏洋氏の著書(幻冬舎刊)や、同書に関する宏洋氏のYouTube動画での発言によって名誉を傷づけられたとして、宗教法人「幸福の科学」が、同書を発行した幻冬舎と宏洋氏に対し、損害賠償などを求めた裁判で、東京地裁は9日、両被告に合計165万円(書籍につき110万円、YouTube動画につき55万円)の支払いと動画の削除を命じる判決を言い渡し、幸福の科学が勝訴した。
判決では、教団側が訴えていた、同書内での宏洋氏の複数の虚偽発言について、いずれも「真実ではなく」、「真実であると信じる相当な理由もない」と判断され、教団への名誉毀損が認められた(「宏洋氏が自著で、裁判で負けた主張を含め、300カ所以上の虚偽や誹謗中傷の異常さ 発刊元の幻冬舎の責任も大きい」に詳述)。
また、今回の裁判で宏洋氏は、同書に関して自身がYouTube動画で発言した、教団が裁判官に対して命の危険を感じさせる圧力を加えた、という内容についても、真実であると主張すらできず、判決では、該当する虚偽の動画の削除と損害賠償を命じられた。
この書籍が発刊される前の段階で、幸福の科学は、幻冬舎に対して、主に、以下の2点について注意喚起をしていた。
(1)宏洋氏の発言には、多くの虚偽が含まれていることが、幸福の科学グループとの複数の裁判の中で、繰り返し明らかにされていること。
(2)同書を発行するにあたっては、相応の裏付け取材と内容の検証が必要であること。
今回の判決を受けて、幸福の科学グループ広報局は、以下のようにコメントしている。
「事前に注意喚起していたにもかかわらず、幻冬舎はこれを無視し、教団への裏付け取材を全く行わないまま同書を発刊したことは、出版社としての道義に反する行為です。その結果が、今回の幻冬舎・宏洋氏側の敗訴判決となっております。(株)幻冬舎、及び、宏洋氏には、今回の敗訴判決を真摯に受け止め、心から反省し、二度と信仰を冒涜(ぼうとく)したり、虚偽発言や誹謗中傷をしないよう、強く求めます」(文末の【関連サイト】参照)
【関連サイト】
今回の判決に対する幸福の科学グループ広報局の見解
https://happy-science.jp/news/public/11465/19717/
【関連書籍】
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2023年9月30日付本欄 宏洋氏が自著で、裁判で負けた主張を含め、300カ所以上の虚偽や誹謗中傷の異常さ 発刊元の幻冬舎の責任も大きい
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2024年6月19日付本欄 宏洋氏の訴えを東京高裁が全て棄却 地裁では宏洋氏に対して「低俗な表現で誹謗中傷を行ってきた」と指摘 幸福の科学が全面勝訴
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2024年1月31日付本欄 幸福の科学が、宏洋氏・週刊文春に勝訴 高裁が控訴棄却 文春記事は「真実であると認めることはできない」
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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