台湾で中国人の元医師が「中国軍兵士から麻酔なしで臓器摘出」の実例を証言 「死ねば終わり」の考え方が生み出し続ける悲劇

2024.07.18

《ニュース》

中国人の元医師が、中国軍の病院で自ら目撃した臓器移植の実態を証言しました。台湾で開かれた、立法委員や民間団体が、中国の違法な臓器移植を規制するための立法を各国に呼びかける記者会見の中でのものです。

《詳細》

証言を行ったのは中国軍の病院に勤務していた元医師でカナダ在住の鄭治氏です。1994年に上司から「秘密軍事任務」への参加を命じられました。すると、それは軍の監獄から運ばれてきた18歳に満たない兵士から腎臓と眼球を摘出し、軍高官に移植する手術だったのです。

手足を縛られた兵士は臓器摘出のために改造された車両の中で、麻酔なしに左右の腎臓が取り出されました。鄭氏は眼球を取り出すよう命じられましたが、恐怖で何もできず、別の医師が摘出を行ったといいます。

台湾では、立法委員による法案成立への動きがあり、記者会見で許智傑委員は、「世界中がこの方向に向かっている。台湾も世界と共に立ち、この悪行に反対する」と言及。陳昭姿委員は「政府は早く立法して、世界と協力してこの残虐で非人道的な行為を根絶すべき」と訴えています。アメリカでは6月末に法輪功保護法が全会一致で可決され、臓器の強制摘出への関与者に制裁を科すことを盛り込んでいます。

《どう見るか》

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タグ: 中国  鄭治  麻酔  臓器ビジネス  臓器移植  臓器提供  台湾  脳死  臓器摘出 

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