かなりえぐい「マイナカードを使ったイベント先行予約」 ファン心理を利用したマイナカード促進策の先にある監視社会の構築に注意を

2024.01.12

《ニュース》

3月に開催される東京ガールズコレクション(TGC)で、「マイナンバーカード先行予約」が実施されます。デジタル庁の実証実験として行われるもので、イベントの運営会社によれば、マイナカードによる本人確認でチケットの先行販売を行うのは国内初となります。

《詳細》

TGCでは、20代前後の女性向けのファッションショーやライブが開催されます。今回、マイナカードによる本人確認を行った利用者は、一般のチケット発売に先駆けた先行予約の抽選に参加できます。

本人確認は、チケットの購入時と会場への入場時にマイナカードを活用して行われ、イベント当日もスムーズに会場に入場できる「マイナンバー専用レーン」が設置されます。公的個人認証サービス(JPKI)を利用したもので、マイナンバー自体は使用されません。

デジタル庁は、今回の実証実験については「エンタメ領域におけるマイナンバーカードの活用の可能性を検証するための取り組み」と説明。エンタメ分野でのマイナカードの活用については、コンサートなどでの複数アカウントによる大量購入や、高額な不正販売の防止、また未成年への酒類の販売防止、会場運営の効率化といった可能性があるとしています。

《どう見るか》

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タグ: 紐づけ  不正販売  資産情報  監視社会  東京ガールズコレクション  個人認証  チケット発売  マイナカード  先行予約  課税 

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