防衛予算を7.7兆円計上へ バイデン氏の"圧力"で増額した日本政府の「主体性のなさ」が置き去りに

2023.08.22

画像:Alexandros Michailidis / Shutterstock.com

《ニュース》

防衛省が2024年度の概算要求で、約7兆7385億円を計上する方向で最終調整していると、各メディアが報じています。

《詳細》

政府が昨年12月に閣議決定した安全保障関連3文書で、2023年度から5年間の防衛費の総額を43兆円程度増やすとしており、24年度はその2年目に当たります。23年度当初予算では6兆8219億円を計上し、今回の概算要求はそれを1兆円上回ることになります。

概算要求では、不足していた「弾薬の確保」に約9300億円を要求するほか、「イージス・システム搭載艦」2隻の建造費約3800億円、艦艇や地上目標を攻撃する「精密誘導弾」を開発する費用約320億円、陸海空を一元的に指揮する「統合指令部」の設置費用などを計上する方向で調整を進めています。また、南西諸島への装備や物資の輸送を迅速に行うため、陸海空の共同部隊としての「自衛隊海上輸送群」も新設します。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 防衛省  圧力  ウクライナ支援  概算要求  防衛費  バイデン大統領  自衛隊 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら