「ほぼ全国民の水準」まで普及したとされるマイナンバーカード、実は約500万枚は廃止されていた 宮崎・療育手帳のひも付けミスは2300件

2023.07.14

《ニュース》

マイナンバーカードの交付枚数は約8800万枚と発表されていましたが、このうち約500万枚は既に廃止されたものであることが明らかになりました。

《詳細》

総務省は、マイナカードの交付枚数について、4月末時点で約8786万枚と発表しています。ただ、この枚数には2016年1月から今年6月末までの間に、取得者の死亡や自主的な返納、紛失などで廃止になったカードの約492万枚分も含まれていることが明らかになりました。

約8800万枚の場合、マイナカードの人口に対する保有枚数率は約70%となりますが、廃止になった約500万枚を差し引いた場合、これより低下するとみられています。総務省は有効なカードのみに絞り込んで交付枚数を公表する方向としています。

廃止分も含めて交付枚数を発表してきた理由について、総務省は「日ごとに簡便に数値を把握できるため」としていました。

しかし、実態よりもマイナカードの保有枚数をかさ上げしていたならば、それは、より多くの国民がマイナカードを受け入れているかのような印象を与える「ごまかし」にほかなりません。

《どう見るか》

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タグ: マイナポイント  健康保険証  口座ひも付け  閲覧  マイナンバーカード  交付枚数  500万枚  総務省  トラブル 

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