知らずに「おかしく」なっていく──ネットは"地獄界"?
2023.01.29
画像:PangJee_S / Shutterstock.com
2023年3月号記事
知らずに「おかしく」なっていく
ネットは"地獄界"?
幸福の科学では、今のネット社会は「呪いを拡散できているような状態」であり、SNSの世界も「『呪い』に満ちている」と説かれる(*1)。
近年、「ネットうつ」「SNS疲れ」といった言葉も聞かれるようになった。
私たちも知らず知らずのうちに、心に"毒"を食らっているかもしれない。
(*1)『呪いについて』『「呪い返し」の戦い方』
「インスタグラムに夢中になった結果、自分の髪の毛をむしるところまで、精神的に追い詰められた女子高生もいました」
インターネット・スマートフォンの問題を長年取材してきたジャーナリストの石川結貴氏はこう語る。
インスタ依存で「髪をむしる」
インスタグラムでは、多くの少女がモデルのような同年代女性たちの投稿をフォローしている。「私もこんな風にきれいになりたい」「男の子たちからちやほやされたい」。そんなささやかな"憧れ"も根底にはあるだろう。
そしてほとんどのSNSでは、ユーザーが閲覧した画像や投稿から、「この人は何に関心があるのか」を把握し、さらに興味を引くようなコンテンツを表示する。そうすれば、サービスの使用時間が長くなり、広告収入につながるからだ。
冒頭の女子高生のアプリにも、美しい女性たちの画像や動画が、浴びせられるように表示された。
だが彼女にはコンプレックスがあった。髪が「くせ毛」だったのだ。「さらさら髪の美女たち」を無限に見ているうちに、彼女はそれへの憧れに取り憑かれる。同時に、自分の髪が許せなくなっていく。いつしか彼女は自分の髪の毛を抜くように。最終的には自分自身も全否定するようになり、リストカットに及び、不登校になってしまった。
「少女たちの間では、かわいい女の子たちの投稿を見続けた結果、外見の印象にものすごく"執着"するようになる子が増えています」(石川氏)
※文中の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。
依存させることで収益を得るネットのビジネス
本当に怖いのはシニアのネット依存!?
ネットを通じて"憑依"される?
ネットの"地獄"を脱するには
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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