上野動物園のパンダ・香香が来春、中国へ返還 「いつでも帰っておいで」とメッセージを贈りたい

2022.11.18

画像:image_vulture / Shutterstock.com

《ニュース》

東京都の小池百合子知事が18日の記者会見で、上野動物園のジャイアントパンダ・香香(シャンシャン)を来年2月中旬~3月上旬に中国に返還すると明らかにしました。

《詳細》

香香は2017年6月、同園にてお父さんパンダの力力(リーリー)、お母さんパンダの真真(シンシン)の間に誕生。21年6月に生まれた双子の暁暁(シャオシャオ)と蕾蕾(レイレイ)の姉にあたります。

力力と真真は中国から貸与という形のため、子供である香香、暁暁、蕾蕾の所有権も中国にあるとされます。

海外で生まれたパンダは、通常なら生後24カ月で中国に返すことになっていますが、香香は東京オリンピックなどを理由に、3年間の貸し出しという特例が認められました。さらに新型コロナウィルスの影響で、返還に随行する職員の調整などが難航したこともあり、これまで返還が4回延期されています。このたび、日本の専門家の渡航が可能になったことから、中国側と合意したと伝えられています。

《どう見るか》

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タグ: 中国  パンダ  香香  上野動物園  貸与  返還  利用  パンダ外交 

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