日本政府、米巡航ミサイル「トマホーク」購入へ 防衛費の最低限倍増で国産兵器も充実させるべき
2022.10.28
米ミサイル駆逐艦ファラガットに搭載され、トマホークなどを発射する垂直発射システム。画像:Leonard Zhukovsky / Shutterstock.com
《ニュース》
日本政府が米巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討し、米政府に打診していると、28日付読売新聞が報じました。
《詳細》
読売新聞によれば、アメリカ側は売却に前向きな姿勢を示しており、すでに交渉は最終段階に入っているといいます。ミサイル基地への攻撃を含む「反撃能力」の保有を検討する日本政府は、国産ミサイルの長射程化などを推進しているものの、実戦配備は2026年度以降であり、トマホークを導入すれば早期に抑止力が強化できると考えています。
トマホークの射程は1250キロ超であり、日本が保有すれば中国大陸まで届きます。日本政府は2013年の防衛計画の大綱を改定する際、当時のオバマ政権にトマホークの購入を打診したことがありますが、難色を示されていました。
《どう見るか》
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