テレワーク実施の新入社員の7割以上が「満足」も、管理職や経営者の半数超がテレワークは「デメリットの方が多い」 あぐらをかいていればリストラ候補に
2022.04.14
《ニュース》
民間調査機関による「新社会人 テレワーク実態調査」によれば、2022年4月入社の新社会人の79.8%がテレワークを実施し、7割以上が満足していることが分かりました。
《詳細》
テレワークの頻度は「週に数回」が49.4%で最多。「フルリモート」が25.9%、「月に数回」が17.6%、「年に数回」が7.1%です。入社当日は60.5%がオフィス出社だったと回答しています。
テレワークの満足度は「満足」が36.8%、「やや満足」が34.2%と、7割以上が満足していることが分かりました。この調査は「Job総研」を運営する株式会社ライボによるもので、サンプル数は20人から1000人以上の従業員の規模の会社に所属する新入社員114人です。
一方、今年2月に行われた帝国データバンクによる調査では、テレワークを実施した企業の半数超で、経営者や管理職らが「デメリットの方が多い」と後ろ向きの印象を持っていることも判明しています(有効回答企業数 1837社)。
メリットの方が多いとしている企業のうち、その理由は「通勤時間や移動時間を有効活用できる」が35.7%。次いで「新型コロナの感染を防げる」が15.2%、「ワークライフバランスを実現できる」が13.0%でした。
デメリットの理由は、「社内コミュニケーションが減少する、意思疎通が困難」などコミュニケーションに関する問題が26.6%。次いで「できる業務が限られる」が19.3%、「進捗や成果が把握しにくい」が14.6%と続いています。
《どう見るか》
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