香港、民主派メディアが壊滅状態へ 国際社会は"新疆化の連鎖"を止めよ!
2022.01.04
《ニュース》
香港メディアが相次いで運営停止を表明し、民主派寄りメディアが事実上、壊滅状態となりました。
《詳細》
香港警察の国家安全当局が昨年12月29日、香港に残る数少ない民主派メディアであった「立場新聞」を家宅捜索し、「扇動的な出版物の発行を共謀した容疑」で幹部ら数人を逮捕しました。そこには歌手で同メディア元取締役のデニス・ホー氏も含まれました。
当局は合わせて、運営会社の資産やコンピューター、携帯電話、報道資料を押収したと発表しています。
これを受けて立場新聞は、ニュースなどの更新を停止するとともに全従業員の解雇を表明。事実上の廃刊に追い込まれた形となります。
この事件を受けた形で今月4日、同じく民主派寄りメディア「衆新聞」が運営停止し、従業員約40人を解雇。編集長らは前日に開いた記者会見で、「何が違法に問われるのか分からなくなり、報道を続けられなくなった」と語りました。
昨年に民主派メディアの最右翼だった「蘋果日報(アップル・デイリー)」も廃刊に追い込まれており、香港の民主派メディアは事実上、壊滅した形となります。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画