16歳の少女を含む3000人以上のウイグル人が新疆から南京に移送 安価な中国製は"現代の奴隷"がつくっている

2021.11.17

《ニュース》

中国の職業あっせん企業が今年、16歳くらいの少女を含めた3000人以上のウイグル人労働者を新疆ウイグル自治区から中国江蘇省・南京の工場に移送していたと、米ラジオ・フリー・アジア(RFA)がこのほど報じました。

《詳細》

RFAによると、中国最大のSNS「ウェイボー」やメッセージアプリ「ウィーチャット」に、16歳から30歳までの、中国標準語のスキルと職業訓練所の学位を持つ2000人以上のウイグル人が2年間、中国国内のどこでも働けると告知する中国語の広告が出回っていました。

そこで、RFAの記者が掲載されていた電話番号に連絡してみると、四川省の職業あっせん企業の女性が応答。同企業は今年6月、新疆ウイグル自治区のカシガルから南京の2カ所に3000人以上のウイグル人労働者を送ったと説明しました。

労働者たちは月給2000元(約36000円)を得ていて、月600元(約10800円)の"寄付金"を企業に支払っているといいます。また、新疆から南京に送られたウイグル人労働者の一部は、中国当局の言う"再教育"キャンプのネットワークから移送されたと答えました。

そのウイグル人労働者のうち3割が16歳から18歳までの年齢層で、3分の1が独身女性、残りは男性だといいます。また、同企業は来年3月、さらに数千人を送ることを計画しており、必要があれば時期を早められるとも語ったといいます。

《どう見るか》

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タグ: 中国  南京  ウイグル  綿花  強制労働  奴隷  太陽光パネル  ジェノサイド 

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