小池都知事がお盆帰省「諦めて」 日本は中国的「全体主義国家」を目指すのか
2021.08.14
写真は昨年4月時点のもの。画像:StreetVJ / Shutterstock.com
《ニュース》
「お盆の帰省は諦めて」という、都民に自粛を強いる小池百合子・東京都知事の発言に対し、都内外から怒りの声が上がっています。
《詳細》
小池氏は13日の定例会見で、「今まさに最大級、災害級」の危機を迎えているとし、新型コロナウィルス感染拡大への懸念を表明。
「私たち行政も全力で、この医療体制の充実、そして対策をより研ぎ澄ましていくということを進めております」と、行政による必死の努力を強調した上で、都民の協力が必要だとし、お盆休みの帰省や旅行について、「『(延期・中止を)お考えください』ではなくて、諦めていただきたい」と、強い言葉で自粛を求めました。
また、事業者に対しても、「出勤者数の7割削減を徹底」するよう述べ、「ずっと申し上げていること、今この時期にやらないでいつやるんですか」と、協力しない事業者への批判を滲ませました。その他、「買い物は3日に1回程度に減らす」「家族間の食事も時間や場所をずらす」など、事細かに指示を出し、「(人流を抑えないと)救える命も救えなくなる」と警鐘を鳴らしています。
一連の発言に対し、インターネット上などには「オリンピックをやっといてこの言い草はないでしょう」「新規感染者数が減れば、都の功績。増えれば、自粛できない都民のせいになるのですね」など、非難の声が上がっています。
《どう見るか》
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