IT・電子部品で中国依存が進む 日本企業は中国進出で商品開発能力を失った現実がリアルに

2021.08.06

画像:helloRuby / Shutterstock.com

《ニュース》

重要なIT・電子部品における中国依存が強まっています。日本経済新聞の調査によると、中国企業が世界シェア3割超を占めた品目は、計70の品目のうち、液晶パネルや電池部材など15に上りました。

《詳細》

6日付日経新聞によると、中国企業が市場シェアの3割以上を占めたのは、スマートスピーカーやスマートフォン、監視カメラ、パソコン、家庭用エアコン、洗濯機など15品目。13品目でシェア1位となっています。

例えば、2015年に日本企業がシェア8割を占めていたリチウムイオン電池向け絶縁体も、上海エナジーが22.3%のシェアを獲得して、1位です。高速通信規格「5G」の携帯基地局も、アメリカを中心に調達見直しを進めたものの、ファーウェイがシェア4割で1位となりました。

アメリカはITインフラなど24品目でシェア1位でしたが、日本のシェア1位は7品目にとどまりました。デジタルカメラは日本勢が世界シェア8割を握っていますが、スマホ普及の影響で、市場は縮小傾向にあります。

《どう見るか》

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タグ: 液晶パネル  電子部品  監視カメラ  人権侵害  中国依存  デジタルカメラ  商品開発  脱中国  リチウムイオン電池 

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