中国で記録的な豪雨報道も被害状況に疑問符 情報統制で世界を欺こうとする中国の虚構を見抜け
2021.07.22
2020年7月には長江などが氾濫し大規模な水害が発生。画像は江西省九江市の様子。画像:humphery / Shutterstock.com
《ニュース》
記録的な豪雨に見舞われた中国・河南省で、洪水などによる死者が33人にのぼり、8人が行方不明と中国メディアが報じています。
《詳細》
「人民日報」によれば、河南省の一部では19日から20日までの24時間で最大400ミリを超える降雨が確認されています。同省では16日以降の豪雨で14万人以上が被災。農作物などの被害による経済的損失はおよそ12億円にのぼると伝えられています。
20日夕方には同省鄭州市の地下鉄に大量の水が流れ込み、乗客500人余りが閉じ込められ、市当局発表で少なくとも12人が死亡、5人が負傷しています。乗客の胸の高さにまで茶色い水が押し寄せる衝撃的な動画がSNSなどで拡散されています。
同省鄭州市郊外の王宗店村は冠水で陸の孤島となっており、中国軍は中部戦区部隊や武装警察部隊など数千人を派遣したと報じられています。
習近平国家主席は洪水状況が非常に深刻だとして、各級幹部は人民の命と財産の安全を最優先にして迅速に災難を予防し、人命被害と財産損失を最大限減らさなければならないと話しています。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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