英保守党議員が中国との「価値観の戦い」を提唱 英豪は北京五輪をボイコットか

2020.11.07

英議会・下院外務委員長のトム・トゥゲンハート議員が6月、「香港国家安全維持法」に対する外務・英連邦省(FCO)の対応について、ドミニク・ラーブ外務大臣に質問する様子(画像はYouTubeより)。


英政府の保守党内部から、対中強硬政策への転換を求める声があがっています。

英議会・下院外務委員長のトム・トゥゲンハート(Tom Tugendhat)議員が主宰する議員団体「中国研究グループ(The China Research Group's (CRG))」は2日、初めての報告書となる「イギリスの対中関係(UK Relations with China)」を公表しました。

トゥゲンハート氏は昨年8月時点で、香港市民に完全なイギリス国籍を付与し、民主化デモを支援すべきだと主張した対中強硬派です。

かつて、同じく保守党のジェイコブ・リース=モグ下院議員が率いるEU離脱強硬派の「欧州研究グループ(ERG)」は政権に圧力を加え、EU離脱を成功裏に導きました。トゥゲンハート氏も、このようなグループの活動を通し、政権の対中政策をより強硬なものに変えようと働きかけています。


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タグ: 北京冬季五輪ボイコット  オーストラリア  トム・トゥゲンハート  イギリス国籍  対中強硬政策  人権弾圧  中国共産党  香港  香港国家安全維持法 

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