幸福実現党地方議員の「お仕事」 - 地方から日本を変える
2019.08.29
2019年10月号記事
幸福実現党地方議員の「お仕事」
地方から日本を変える
立党から10年。幸福実現党は公認だけでも全国に地方議員36人(8月19日時点)を擁する。
より地域に密着した政策が求められる地方議員は、何を訴えているのか。幸福実現党地方議員の活動実績や、今後同党が取り組もうとしている政策をレポートする。
(編集部 駒井春香)
写真提供:ピクスタ
1・地域を守る
地震や豪雨のほか、北朝鮮のミサイル発射などの脅威に対する
地域レベルでの幸福実現党の地方議員の取り組みを探った。
新潟県阿賀野市議会議員
横井 基至
昨年9月に開催された「あがの市民交流まつり」。自衛隊が参加し、災害派遣のパネル展示も行った。
新潟県阿賀野市議会議員を務める横井基至氏が市議に就任した2016年ごろから、北朝鮮の核開発が活発化。ミサイル発射が頻発している。
阿賀野市は新潟市を挟んで日本海がすぐそば。元航空自衛隊二等空尉である横井議員は危機感を覚え、新潟に向けてミサイルを撃たれた場合の避難実施要項の確認や、避難訓練の実施などについて、議会で繰り返し質問した。
その甲斐もあり、17年7月に改訂された「阿賀野市国民保護計画避難マニュアル」には、弾道ミサイル攻撃時に、市が主導する大規模な避難方法などが新たに盛り込まれた。
「現在は高齢の方が安全に避難できるよう、住民避難の組織構築を進めています。地域の絆をつくり、学校や家庭、地域が一体となって子供たちに防災教育を徹底するために、呼びかけも行っています」(横井議員)
その一環として取り組むのが、市の祭りなどへの自衛隊の派遣誘致だ。子供たちが自衛隊員や車両とふれあうことで、「自分の命は自分で守る」という意識を育む。
「防災や減災の大切さに同意する市職員も多く、心強いです。市長以下職員や私たち議員がまず危機管理意識を持つことで、市民の皆様にも防災の大切さを伝えていきます」(横井議員)
議会で一般質問を行う横井議員。
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