米下院で「悪霊追放」の儀式 「リアル・エクソシスト」としての政治家の役割
2019.07.27
米下院議会で下院付き牧師が「悪霊を追放する儀式」を行ったことを、米ワシントン・ポスト紙電子版(18日付)が報じました。
事の発端は、トランプ大統領が民主党の非白人女性議員4人を攻撃する以下のようなツイートをしたことでした。
「とても興味深いが、民主党の“革新系"女性議員はもともと政府が完全に混乱し、世界で最も腐敗し、機能していない国から来ているのに、地球上最も偉大で強いアメリカの人々に対し、政府はこうあるべきだなどと大声で罵倒している。もともといた国に帰って、完全に壊れ、犯罪まみれの国を直すのを手伝ったらどうか。それからアメリカに戻り、どうやったかを見せてみろ」(14日のトランプ氏ツイッターより)
そのため下院で17日、トランプ氏の発言を非難する決議が採択されました。その後、イエズス会のパトリック・コンロイ司祭が、下院議会での祈りの中で、「議会からすべての悪霊を追い出す」儀式を行ったのです。
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