3 大減税で「異次元成長」 /「平成後」の大戦略 「失われた30年」を逆転する Part.3
2019.03.30
写真:AFP/アフロ
2019年5月号記事
国造りプロジェクト Vol.06
「平成後」の大戦略
「失われた30年」を逆転する
5月の改元をもって、平成の幕が閉じる。
次の時代を繁栄させるには、何が必要か。
「失われた30年」の失敗から学び、これからの約30年に向けた発展ビジョンを示したい。
(編集部 山本慧、長華子、山本泉、片岡眞有子)
contents
3 大減税で「異次元成長」 /「平成後」の大戦略 「失われた30年」を逆転する Part.3
3 大減税で「異次元成長」
平成の30年間は消費税とともにあった。
もし消費税を減税すれば、次の時代ではどんな未来が開けるのか。
「財政再建するには消費増税しかない」
そんな"消費税信仰"が貫かれた30年が平成だった。
消費税は平成元(1989)年に導入され、97年に3%から5%へと引き上げられた。そして2014年に8%に引き上げられ、今年10月には10%まで増税する予定だ。
しかし、財政再建を目指したはずの消費増税が、結局は政府も国民も貧しくした。
次ページからのポイント
消費税は日本人に合わない
財務省が増税したい訳
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