「左翼政権のときに天変地異」大震災後、大川総裁が法話
2011.03.14
大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は13日、東日本大震災後に行った法話 「諸行無常の風に吹かれて―インドと日本―」 を公開し、全国の支部など約400カ所に衛星中継した。
大川総裁はまず、「大変残念で、お気の毒なことであり、心から心痛の思いを寄せさせていただきます」と、震災の犠牲者と被災者に対する哀悼とお見舞いを述べた。
そのうえで今回の地震の背景について、「統治能力に信用がまったくなくなっているときに天変地異が起きている」と菅・民主党政権の政権担当能力の欠如があるとの見方を示した。
さらにその奥にある要因として、今の日本の唯物論的な風潮についても、以下のように指摘。
「無神論国家、唯物論国家というのが、今の政権においてある意味で完成されたのかもしれない」
「実質上の左翼政権が立っているときに起きているということは知らないといけない。その背景にはやはり、仏や神を軽んずる風潮、唯物論的な風潮が勝利したという宣言をしているときに、こういう天変地異が起きているということは知らなければならない」
大川総裁は2月末から3月初めにかけてインド、ネパールで計4回の説法を行い、釈尊が悟りを開いたブッダガヤでは約4万人の聴衆が集まった。ブッダガヤとカトマンズの説法はそれぞれインド、ネパールに全国生中継されている。一方、日本の場合、マスコミが宗教を取り上げる際は事件や不祥事が起こったときだけで、プラス面を報じることは基本的にない。
こうした問題点に触れながら大川総裁は、「インド、ネパール等を見てきたが、やはり信仰において、宗教性において後進国になったまま唯物論的発展を求めたら、(唯物論に立つ)中国や北朝鮮を批判する資格はないということを知らないといけない。むしろお仲間であると知らないといけない。その繁栄は陰りが必ず出てくるということを知らないといけないと思います」と警鐘を鳴らした。
大川総裁は法話の中で、2020年にかけての10年間は日本の黄金時代が開けるかどうかの苦しい陣痛の時期だとして、「災害をバネとして、また新しい復興、新しい日本への気づきが生まれることを心より祈念してやみません。みなさま方が、また早く元気になられて活躍される日を願ってやみません」と述べて法話を結んだ。
この速報は、大川隆法総裁の最新説法のうち時事問題に関するポイントを、「ザ・リバティ」編集部が任意に抽出・要約したものです。
法話の全編は本日以降、幸福の科学の支部・精舎等で、どなたでも拝聴することができます。
幸福の科学の支部・精舎( http://www.happy-science.jp/shoja/location/index.php )
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