「将の器」がGDPを再び伸ばす「人格経営」のすすめ Part 1
2018.09.30
撮影‥渡部正裕 モデル‥加藤健太
2018年11月号記事
「将の器」がGDPを再び伸ばす
「人格経営」のすすめ Part 1
日本経済はバブル崩壊以降、長期の景気低迷「失われた30年」から抜け出せていない。
今年はエリートによる不祥事が多発し、組織のトップに異変が起きている。
日本をもう一段成長させるために、リーダーはどうあるべきか。
(編集部 山本慧、山本泉)
contents
「将の器」がGDPを再び伸ばす「人格経営」のすすめ Part 1
Introduction
失われた30年は「人材不況」
今年の流行語は「不祥事」ではないかと思うほど、エリート組織の問題が相次ぎ、「日本はどうなってしまったのか」という言い知れぬ憤りが社会に漂っている。
「一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶ」(管仲論)と言うが、人材の質の低下が日本経済の長期停滞の大きな原因だろう。「失われた30年は人材不況」といってもいい。
そうした目で見ると、一連の不祥事は、リーダーの資質の課題を浮き彫りにしている。
次ページからのポイント
人材不況(1) 無責任体質
人材不況(2) 権力の私物化
人材不況(3) 勇気がない
日本を成長させる3つの条件
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