スターウォーズ封切り前に発表 人類の2人に1人が宇宙人の存在を信じている
2017.12.21
《本記事のポイント》
- 24カ国での意識調査で宇宙の生命体の存在を信じる人が61%
- 宇宙人の存在を信じる人には、科学に関心が高いなどの価値観を持っている人が多い
- 今や宇宙人の存在を信じる人が地球の主流
今や、宇宙人の存在を信じている人が地球レベルで多数派となった。
オランダのグローカリティーズが、2015年12月から2016 年2月にかけて、宇宙人の存在について意識調査をし、映画「スターウォーズ 最後のジェダイ」封切り前に発表した。ロイター通信が伝えた。
宇宙の生命体の存在を信じる人が61%
グローカリティーズのサイトによると、その「地球外生命体の存在について」の24カ国26,492人の調査結果は次の通りだった。
「他の惑星になんらかの生命体がいる」と信じる人は61%、 信じない人は17%、わからないは22%。
「知的生命体の存在を信じる」人は47%、信じない人は26%、 わからないは28%。
知的生命体の存在を信じる人のうち、 コンタクトするべきと回答したのは60%、すべきではないは21 %、わからないは19%。
25%の人が、 地球の最初の生命体は宇宙から来たものであると信じ、39% はこれを信じない、36%はわからないと回答。
また知的生命体の存在を信じる人の特徴的な価値観は、
科学に関心が高く、テクノロジーの進化を信頼している。
オープンマインドで寛容、自由を尊重し、反権威主義的。
すべての現象は相互に関連性があると信じている。
人々の夢や想像力が現実を創造すると信じる。
政治や、政治の透明性を求めることに関心がある。
「知的生命体を信じる人は、少数派ではなく多数派だ」
調査を行ったマーティン・ランパート研究主任は、「知的生命体を信じる人は、少数派ではなく多数派だ」「ETの存在を信じる人の割合の高さや、その典型的な価値観なども、スターウォーズなどの宇宙映画の人気が続く理由の1つ」「将来、 他の惑星に生命体が発見されたとき、 ますます彼らは人類の将来や宇宙における地球の立場などを議論するようになるだろう」と語っている。
今までさまざまな国が、こういった調査をしていたが、この調査は、24カ国、15言語、調査の対象国だけで世界人口の62%、世界経済の80%を占めるという。 地球に似た太陽系外惑星の発見や地球人の火星移住などの話題と共に、 地球外知的生命体の話題も目に付くようになったが、今や宇宙人の存在を信じる人が地球の主流となったようだ。(純)
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