明治神宮2020年で鎮座100年 日本神道に流れる「新生」の思想とは

2016.11.01

明治神宮が2020年に鎮座100年を迎えます。

それに向けて、大規模な改修が進められており、10月下旬には、創建以来初めて建て替えられた南玉垣鳥居(第三鳥居)が竣工を迎え、「くぐり初め式」が開かれました。18年春には本殿の改修にも着手する予定で、境内に仮殿を造営し、ご神体を一時的に遷(うつ)して行われます(27日付読売新聞)。

2013年には伊勢神宮と出雲大社の「遷宮(せんぐう)」が重なり、「遷宮」という日本神道の儀式が注目されました。

遷宮とは、御神体や御神座を本来あったところから移し、社殿を修造し、再び御神体にお還りいただくことを意味します。このような、ご神体をお祀りする本殿を新たにするという考えは、キリスト教やイスラム教などの他宗教にはあまり見られない、日本神道独特のものでしょう。

本欄では、遷宮という儀式から、日本神道に流れる精神を探ります。

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