日本の金融は、社会主義だった――世界中にお金を循環させる方法 - 編集長コラム
2016.07.30
2016年9月号記事
編集長コラム Monthly Column
日本の金融は、社会主義だった
――世界中にお金を循環させる方法
「アベノミクスを一層加速せよとの力強い信任をいただいた」
安倍晋三首相は7月の参院選勝利の意義をこう語った。
アベノミクスは日銀による金融政策以外、目立った動きはない。日銀がせっせと1万円札を刷って、毎年80兆円分の国債を市場から買い取っている。その買い取り額が来年には日本の国内総生産(GDP)の500兆円を超えようとしている。
大川隆法・幸福の科学総裁は6月の法話「勇気ある決断」で、アベノミクスの限界を指摘した。
「500兆円というのは日本人の経済活動によって生まれている売上です。全売上の合計と、日銀が買い支えている日本国債の金額とが、来年一緒になるのです。これは、どう考えても危険水準に達しているわけです」
日本の経済活動以上に紙幣が刷られるのは異常事態。アベノミクス崩壊のカウントダウンが始まっている。
次ページからのポイント
"血流"が滞る日本経済
金融庁からの「指示待ち」
BIS規制という統制経済
トンデモ技術のための国策銀行を
イノベーションへの「新しい選択」
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画