タグ「一国二制度」の記事一覧
2019.01.28
香港の社会問題に切り込んだ衝撃作「誰がための日々」ウォン・ジョン監督インタビュー(後編)
©Mad World Limited 1997年にイギリスから返還されて以降、経済発展を続けながら、大陸との関係に揺れ続ける香港。躁うつ病、介護、狭い住居などさまざまな香港の闇に鋭く斬り込んだ映画「誰がための日々」が2月2日から順次公開される。長編第一作目となる香港の新人監督・黄進(ウォン・ジョン)氏に話を聞いた。 ...
2018.10.02
玉城新知事は沖縄の「香港化」を目指す!? 沖縄知事選で基地反対派が久しぶりの勝利
玉城デニー氏の公式HPより。 《本記事のポイント》 沖縄知事選が投開票され、「オール沖縄」勢が勝利 だが、オール沖縄の勝利は久しぶりであり、今年は政府・与党系候補が連勝していた 玉城氏は「沖縄の一国二制度の導入」を主張し、中国につけ入る隙を与えかねない 沖縄県知事選が9月30日に投開票され...
2017.08.21
香港・雨傘革命の元リーダーが禁固刑に 香港の自由と繁栄を守り抜くために必要なこと
2014年に香港で起きた雨傘革命の様子。 《本記事のポイント》 香港の元雨傘革命リーダー3人が実刑判決を受けた 3人は今後5年間、選挙に出馬できなくなる 香港こそ、中国の民主化の指南役を果たすべき 「彼ら(中国政府)は抗議の声を黙らせ、議会から私たちを追い出し、拘留することはできる。だが、...
2017.08.09
中国、香港域内で司法権を発動へ 金で「自由」が買われていく
《本記事のポイント》 中国―香港間の高速鉄道駅に、一カ所で出入境が管理できる施設が建設される方針に。 香港の民主派団体などは、香港域内の駅や路線上にも中国側の"司法権"が及ぶと懸念し、強く反発。 世界中で経済力を軍事力に変える中国の野心から、香港の自由と繁栄を守る必要がある。 ...
2017.06.26
香港の政治トップ「私は中国人です」教育推進を宣言 中国の香港への圧力は強まる一方
《本記事のポイント》 香港の新行政長官が「中国人意識を高める教育必要」 香港人の多くは「自分は中国人ではない」との意識 香港内外で民主化を後押しする動きを 香港政府のトップである行政長官に7月1日に新たに就任する林鄭月娥(キャリー・ラム)氏はこのほど記者会見を行い、幼少期から中国人意識を高める教育...
2017.03.27
「進撃の巨人」は“実話”だった!? 選挙を奪われる香港人がそう感じる理由
《本記事のポイント》 「進撃の巨人」アニメのシーズン2が始まる。 26日に行政長官選挙が行われた香港では、自由が奪われていく。 香港の人々は「進撃の巨人」の設定に自分たちを重ね合わせている。 「100年前、人類は巨人の出現により滅亡しかけた。 ...
2016.11.09
香港「独立派」議員が失職 中国による香港自治への介入
TAM pak to / Shutterstock.com 香港の自治が揺らいでいる。日本の国会に当たる、中国・全国人民代表大会の常務委員会(以下、全人代常務委)は、7日、香港立法会の反中派議員2人の議員資格を無効とする旨の判断を下した。 資格を剥奪された議員は、「青年新政」の梁頌恒(リョウ・ショウコウ)氏と游蕙禎(ヤウ・ワイチイン...
2016.07.03
香港で大規模デモ だが民主派は分裂 "龍馬"の出現を願う
写真は、2014年秋の雨傘革命時のもの。 日本人にとって、当たり前に存在し、これからも失われることがないように思える「自由」。海を隔てた香港では、その自由を守るために、いま、多くの人々が命懸けで闘っている――。 イギリスから中国に返還されてから19周年を迎えた1日、香港では、民主派の市民団体が大規模なデモを行った。約11万人(主催者...
2016.05.01
中国、米空母の香港寄港を拒否 香港を守る世界の監視の「目」
米国防総省は29日、米海軍の原子力空母「ジョン・C・ステニス」を中心とする艦隊の香港への寄港の要請を、中国政府が拒否したことを明らかにした。寄港拒否の理由は不明だが、米軍が中国による南シナ海の軍事拠点化をけん制するために、「航行の自由」作戦で監視活動を強めていることに反発した可能性がある。 中国に軍事を握られている香港...
2016.04.06
「香港のアカデミー賞」受賞映画はフィクションではない
2014年9月「雨傘革命」の様子。写真はWikipediaより。 今年の香港の映画作品賞は時勢を反映したものとなった。 「香港のアカデミー賞」と呼ばれる香港電影金像奨の授賞式が3日に行われ、自主制作映画「十年」が、最優秀作品賞を受賞した。 この映画は監督5人が共同で制作し、昨年12月に公開された。5話の...