イギリス中西部・ウェストミッドランズ州のウェストミッドランズ警察は、2009年から2014年までに超常現象に関する150件以上の通報を受けたという。地元紙バーミンガムメールがこのほど報じた。

通報の中には、宇宙人やUFOに加えて、幽霊や魔女、ゾンビなどの目撃情報も含まれている。地元紙サンデー・マーキュリーが要請した情報公開によると、通報者の多くが、夜に奇妙なもの音が聞こえると語っており、真昼にもかかわらず、いつエイリアンにアブダクションされるか分からないと怯えている者もいるという。

「UFO」を報じる世界のマスコミ

UFOや宇宙人などについて、日本のマスコミやテレビ番組はまともに取り扱うことはほとんどない。しかしこうした姿勢は世界のマスコミの常識に反する。

例えば昨年4月、ロンドン北部を飛ぶ飛行機の中から、乗客が撮ったUFOの映像は、全英で発行部数3位のデイリー・ミラー紙などが報じた。

また、今年2月にアメリカのアリゾナ州で行われた、世界最大の国際UFO会議の中で、物理学者のボブ・ラザー氏は9種類のUFOを見たと発言。全米で発行部数第2位のUSAトゥデイや、世界最大の国際通信社であるロイター、カナダ最大の全国紙であるグローブアンドメール紙など多数が報じた。

目に見えないからといって存在しないとは言えない

もちろん、こうした目撃情報が全て真実であるとは限らないが、一部のウソ情報を取り出して全てを否定するような、日本のマスコミの姿勢は問題だ。その背景には、「目に見えないものや科学的に証明できないものは存在しない」という唯物的な考え方がある。しかし、X線や放射線などが、科学で証明されていない時代にも存在していたように、目に見えないから存在しないとは言えない。

確認することができず、理解できないからといって否定するのではなく、まずは偏見なく調べてみるのが真の科学的な態度であるし、マスコミの報道姿勢であるべきだろう。日本はUFO情報鎖国から目覚めなければならない。(冨)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「宇宙の法」入門』 大川隆法著

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2014年10月号記事 NHKへの公開質問状 なぜ超常現象を否定したいのですか? Part1

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2014年8月号記事 科学で証明できないものはない? NHKは傲慢な番組づくりをやめよ - The Liberty Opinion 3

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