琉球大学大学院医学研究科の木村亮介准教授らが行った共同研究で、現在の琉球列島に住む人々の遺伝を解析した結果、沖縄の人々は、中国や台湾よりも日本本土に近い遺伝を持っていることが明らかになった。沖縄タイムスがこのほど報じた。
記事の中で、木村准教授は、「沖縄の人々については、東南アジアや台湾などに由来するという、いわゆる『南方説』との説もあったが、今回の研究はこれを否定している」と語り、さらなる研究を続けるという。沖縄と日本本土のつながりは当然ではあるが、科学的な裏付けを持つ今回の調査は注目に値する。
一方、最近、これとは真逆の動きもある。スコットランド独立運動に同調して、もてはやされているのが、日本からの独立を目指す「沖縄独立論」だ。