2014年9月号記事

法話抜粋レポート

この世とあの世を貫く勝利を勝ち取る方法

「人生に勝つための方程式」

6月24日 幸福の科学教祖殿 大悟館

悩みや困難の乗り越え方は、宗教にとって普遍的なテーマだ。「人生の壁を乗り越え、勝利するには」という観点から、大川総裁が6つの質問に答えた。

「人生に勝った」とはどのような状態を指すのか

幸福の科学では、この世とあの世を貫く幸福や成功を求めることの重要性を説く。一般的に「人生に勝つ」というと、社会的地位や収入が上がることをイメージするが、それは必ずしも死後の幸福にはつながらない。

大川総裁は、「人生に勝利した」と言える条件として、 「心情的にはっきりと信仰を持って生きることができ、親からいただいた才能や気質を使って世の中に寄与し、自分もある程度納得ができる状態」「死ぬ時に、生まれてきてよかったという気持ちが残っていること」 を挙げた。

他にも、一生を通じて勝ち続けるための年代別の心構えや、未来の勝ち筋を見抜く方法、家庭に入った女性にとっての勝利とは何かなどの問いにも答えた。

正しき者が勝利するには何が必要か

本法話では、正しき者の勝利というテーマにも触れた。宗教的で「善人」と言われるタイプは競争を嫌う人が多い。だが、大川総裁は、争いを嫌うのは、 「単なる平凡性であり、変化を嫌っているだけ」 と喝破。人々を正しい方向に導こうとする責任感から、大手マスコミや邪教団と戦い、命がけで正論を貫いてきた幸福の科学の歴史を語った。

「天意が正しいものを守ろうとするならば、どこかで助けてくれることもある」 と、すぐに望んだ結果が出なくても、持久力と胆力を持って戦い続けることの大切さを強調した。

たとえ利益にならなくとも、正義を求めて活動してきたことは、 「幸福の科学の自負であり、信者の誇りの部分」 であると正しさに殉じる覚悟を示した。