2014年5月号記事
公開霊言抜粋レポート
愛欲小説を書き続ける尼僧の本音に迫る
「『煩悩の闇か、それとも長寿社会の理想か』 ─瀬戸内寂聴を霊査する─」
3月8日 幸福の科学総合本部
日本天台宗の尼僧で、小説家としても知られる瀬戸内寂聴氏。91歳になった今でも講演や執筆に精力的に取り組んでいるが、出家後も不倫をテーマにした小説を著していることに批判も多い。瀬戸内氏の守護霊に話を聞き、その本性に迫った。
欲を持ち続けることが悟り?
瀬戸内氏の守護霊は、愛欲に満ちた小説を書き続けている理由を問われ、 「愛欲を探究しないでは仏教の真実に到達できない」「愛欲をそのままに愛することが悟りへの道」 という説を展開。「煩悩こそ、悟りの正体」として、愛欲や名聞欲(名声を求める心)を積極的に肯定した。
大乗仏教には「煩悩即菩提」という考え方がある。ただ、これは決して煩悩自体が悟りという教えではない。現成の仏陀・大川総裁は、過ぎた欲はコントロールしつつ、自己実現の力につなげていくことが大切であると説いている。欲望の完全否定も積極的肯定も、悟りの道とはいえない。