2014年4月号記事
法話レポート
上司の要求を読み、一歩先を行く仕事術
「仕事のできない人の悩みに答える」
2月6日 幸福の科学教祖殿 大悟館
若手社員を想定した3つの質疑応答を通して、仕事でつまづきやすい部分についての具体的な解決策が示された。
上司の要求を推測し優先順位をつける
一つ目の質問は「優先順位と重要度の見分け方」について。これは若手のみならず、中間管理職でも悩むところだろう。期限まで丁寧に説明してくれる上司もいるが、「この仕事を頼む」といった結論しか言わないタイプの上司も多い。
大川総裁は 「こういうタイプの上司に仕えて仕事ができると判断される人は、勘がいい人」「人情の機微を読まなくてはいけないので、常日頃からの心がけが非常に大事」 と、上司の様子を観察し、上司の要求を推測しながら結果を出していくことの意義を語った。このように、相手の考えを読む力は、営業やサービス系の仕事においても大きな価値を生む。
とはいえ、すぐにそのレベルまでいかない人は、その場でコミュニケーションをとって確認をしたり、かつてその上司に仕えた人に、上司の仕事の傾向をきいてみたりする方法もある。
いずれにせよ、自分のことだけではなく、他の人のことについても考えをめぐらせるよう心がけることが大切なようだ。
また、「上司に自分の意見を伝え、説得していくには」「先延ばし癖をやめるには」などの質問にも答えた。
特に、先延ばしする傾向は、仕事のできない人の典型であるとして、 「個人として頭角を現したかったら、明日できる仕事を今日するなという話を聞いてはならない」 と一喝。常に未来志向で仕事をしていくための心がけが、総裁自身のエピソードと共に語られる。
同僚から一歩抜け出したい人は、ぜひ本法話を学んでほしい。
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