LINEの仕掛け人である田端信太郎氏は、自身のツイッターで、「やはり、ここは大川隆法センセイに登場頂いて、A級戦犯合祀について、昭和天皇の御心を霊言の形で語って頂くほかあるまい」と投稿した。
田端氏は、フリーマガジン『R25』の創刊に携わり、ライブドアニュースの統括、「BLOGOS」などの新規メディア立ち上げ、LINEなどの広告営業全般を統括する、日本を代表するメディアメーカーだ。同氏が投稿したのは、安倍晋三首相の靖国参拝への批判にある、「東京裁判で死刑になったA級戦犯が、靖国に合祀されている」という意見に関してだ。
実は、幸福の科学の大川隆法総裁は、歴代天皇または守護霊を招霊し、その御心を明らかにしている。ここでは、「靖国参拝のあり方」に関する各霊人の考え方を紹介し、田端氏の投稿に「真面目に返答」してみたい。
■昭和天皇霊 「慰霊は天皇がすべき」
昭和天皇の霊は、「自分の国の国民で、戦死した人たちを慰霊することは義務だ」と主張。その上で、「内閣総理大臣の慰霊によって、戦死者が救われるとは私は思いません。これは宗教的なものを伴わなければいけませんので、(神道の祭司である)天皇家が、その責務を本来は負わなければならないと思っております」と語った。まだ成仏できていない戦没者を、天上界に還すという、靖国参拝の本質を考える必要があることがわかる。
■明治天皇霊 「"慰霊施設"をつくればいい」
明治天皇の霊も「内閣総理大臣は選挙で選ばれた為政者であり、鎮魂の方ではありません」と、天皇による慰霊の必要性を語った。また、「日本神道においては、『供養』という考えが基本的にないので、戦没者をすぐ神にしてしまう」ことが、国際的な反発を生んでいると指摘。その上で「戦没者の慰霊施設」の設置を提案した。ただしこれは、左翼言論人が主張するような「A級戦犯分祀」「無宗教にする」という主旨ではく、戦没者が信仰対象のようになっていることへの指摘である。
■今上天皇守護霊 「『敗戦国は慰霊できない』は通らない」
今上天皇守護霊は、靖国参拝について「憲法上、政教分離規定というものをはめ込まれてしまったために、天皇は国家神道的な活動ができないようにされております」と"法律上"の障害を語った。
各天皇の言葉は、靖国神社に関して考えるべき本当の問題が「宗教的に、戦没者にいかに成仏してもらうか」「天皇が、神道の祭司としての仕事をできていないこと」であることを教えてくれる。
■東条英機霊 「『A級戦犯』合祀は子孫の自由」
田端氏が投稿した、「A級戦犯合祀」の問題に関しては、当事者である東条英機の霊が語っている。「『われわれは、国を守るために、無我の気持ち、無私の気持ちで戦った』ということを信じてくれるのならば、お参りしてくれても構わないし、(中略)『日本では、悪党の親分が、官僚制で、あるいは、士官学校から選ばれて、上に上がり、国を牛耳っておったのだ』と思うなら、石を投げて靖国を潰すなりするのは、子孫たちの自由ではあると思いますよ」と語った。
しかし東条霊は「私を『A級戦犯』ということで、教科書に悪者として書き、今後もいじめ続けるのも結構ですが、これを、沖縄や九州を取ったり、日本を支配したりするようなことには利用されたくない」と、あくまでも国を思う無私な心をにじませた。
靖国参拝は、外交や歴史問題以上に、極めて宗教的な問題である。「戦没者」「英霊たち」「指導者たち」があの世から見てどう思うかに耳を傾けるのは、正しい姿勢だ。日本人はあまりに「恩知らず」な態度で、彼らに「浮かばれない」思いをさせていないか、改めて考える必要がある。(光)
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