大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート

“失言しない男"が初めて明かす本心

「安倍首相に、憲法改正の大事を成してもらいたい」
安倍首相を支える名参謀 菅官房長官のホンネを探る

「誰もが知りたい菅官房長官の本音―名参謀のスピリチュアル・トーク―」

2013年8月8日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

守護霊とは

人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。

内閣官房長官とは、国の行政にかかわるさまざまな実務を取りまとめ、調整を行う、首相の補佐役である。

安倍首相も、かつて小泉首相のもとで官房長官を務め、拉致問題の進展等で小泉首相を盛り立てた。

現在、その任に就くのは菅義偉氏である。菅氏は、集団就職で上京し、仕事をしながら大学を卒業。政治家秘書や市議会議員を経て、1996年に初当選し、第一次安倍内閣では総務相を務めた。

決して華々しい経歴の持ち主ではないが、安倍首相の脇を固め、「いぶし銀」の活躍を見せている。ただ、言葉には無駄がなく、失言しないため、マスコミも取材に苦慮しているようだ。

そこで、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、菅官房長官の守護霊を呼び、マスコミに代わって菅氏の本音を引き出した。

安倍首相の懐刀は、何を考え、日本をどの方向に導こうとしているのか? 「ポスト安倍」の野心はないのか? 誰もアクセスできなかった菅氏の本心に迫った、スクープとも言える霊言を一部紹介する。

※大川隆法総裁による「誰もが知りたい菅官房長官の本音―名参謀のスピリチュアル・トーク―」の映像は、全国・全世界の幸福の科学の支部・精舎で拝聴できます。なお、この内容を収めた書籍は全国の書店で発売中です。

「河野談話」「村山談話」は変えたいが…

招霊された菅官房長官の守護霊は、冒頭 「私の場合、『失言しない』と言いましても、『言うほどのことがない』というのが実情なんでございますけどね」「守護霊であっても、失点を出さないように…」 と、本心を悟られまいと警戒心を見せた。

しかし、歴史認識についての認識を問うと、慎重に言葉を選びながらも本音を語りだした。

昨年末の衆院総選挙前には、安倍氏は「村山談話をはじめ、自虐史観に基づいたすべての談話の見直しをする必要がある」と述べていた。過去の自虐的な談話を見直し、「安倍談話」あるいは「菅官房長官談話」が出されることに保守層からの期待もあったが、結局は村山談話や河野談話を踏襲してしまった。なぜ、反対論に屈してしまったのだろうか。

これに対して、菅官房長官の守護霊は、「河野談話」や「村山談話」については、本心では変えたいと述べながらも、

「『官房長官談話』も考えはしたのですが、やっぱり敵の数が…。マスコミが安倍内閣への攻撃ポイントにして狙ってくるのが、もう分かっているので、あまりにも明確に的を見せるのはよいことではない」 と、政治家としての信念と現実の政権運営との間で板ばさみになっている苦しい状況を明かした。

靖国参拝についても、本来は参拝すべきだとしながら、 「参拝するという行為は、『我を通す』ことになるが、我を通して内外から攻撃をたくさん受けると、重要な審議ができなくなる」 と述べた。

しかし、靖国に参拝することは、日本のために戦った先人たちを弔い、感謝を捧げることであり、当然のことだ。政治家としての「信念」の問題であり、諸外国からとやかく言われることではない。

結局、中国や韓国への配慮もあって、安部首相は8月15日の靖国参拝を見送ったが、中国は、閣僚2人が参拝したことに対して、日本の駐中国大使を呼び出して猛抗議した。韓国も、戦前の個人賠償問題を蒸し返してくるなど、「配慮」しても中国や韓国がおとなしくなることはなさそうだ。

消費税増税が決まれば、実質「麻生総理」になる

菅守護霊は、消費税増税の問題に対しても、党内の反対派と賛成派の間の調整に苦慮している内実を明かした。

守護霊の弁によれば、安倍首相と菅官房長官の本音は、「増税をすると、日本経済が沈没し、かえって税収が減る」と言っている幸福実現党の主張に近いとのこと。

確かに、安倍首相も「景気の状態を見て、秋に判断する」と、増税に慎重な姿勢を見せている。

一方で、麻生副総理兼財務相は、「予定通り、消費税を増税すべきだ」と主張しており、これに追随する自民党議員も多い。

この状況について、菅官房長官守護霊は、

「社会福祉のところの『社会保障と税の一体改革』については、党内でもかなり根強くて、これをやらなければ、また野党に奪還をかけられるということですかね」

と、党内の反対派に配慮を見せた。とはいえ、一方的に増税を押し切られることも避けたいようだ。

「麻生さんに説得されるようでしたら、事実上“麻生総理"ですよねえ。麻生さんの意見で通されたら、あっちが総理ということになる」

この苦悩が表れていたのが、8月26日から始めた、消費税率の引き上げに関して有識者から意見を聞く「集中点検会合」である。安倍首相は、メンバーには増税慎重派も入れるように指示し、出席者の意見のバランスに腐心したようだが、マスコミ報道も加わって「7割が消費税アップに賛成している」という“既成事実"をつくられ、逆に増税賛成派に外堀を埋められてしまった。

忠義に生きた過去世と今世の願い

守護霊へのインタビューを通して、菅官房長官は大きな失点をつくったり、政権内外の攻撃を受けたりしないよう、バランサーに徹して、安倍政権を長く維持しようと努力していることが分かった。

首相を狙う気持ちはないのかと問われると、 「全然、目指してません。『首相をやってください』という話が来ても断ります」 とキッパリ述べた。

では、菅官房長官の狙いとは一体何なのか。

「安倍さんがいちばんやりたいのは、おそらく『憲法九条の改正』だろう。この大一番に勝負をかけるために力をためて、チャンスを狙いたい」

“主君"の願いを実現するため、その楯となり、陰の存在に徹しているのだ。

この菅官房長官の姿勢は、過去世とも関係があるらしい。

過去世は、主君のためにあだ討ちを成した「忠臣の鏡」とも言うべき人物のようだ。

菅守護霊も 、「人生ポリシーは『忠誠』とか『忠義』である」 と述べた。

「アベノミクスで経済成長を果たし、景気がよくなり、みんなが実績を認めてくれて、次の選挙で大勝したら、憲法改正もやれるかもしれない」

「『集団的自衛権』の行使も、やろうと思えば一日でできるけれど、それをやると人気は急落し、攻撃も受け始める。やるべきときを間違うとやられてしまうので、『乾坤一擲の瞬間』を待っている」

今世の“主君"である安倍首相のライフワークである憲法改正をなんとしてでも成し遂げたい。そのために、忍耐に忍耐を重ね、時機が来るのを待っているのだ。

日本を取り巻く状況は待ったなし!

野心はなく、“主君"の願いを実現するために努力したいという菅官房長官守護霊の言葉は、補佐役のあるべき姿を示しており、参謀として得がたい人材といえよう。

しかし、外交にせよ、経済にせよ、今、日本が直面している問題は「待ったなし」である。

反対勢力やマスコミに配慮し、決断を先延ばしにしても、状況は好転することはない。

消費税については、増税賛成派に押し切られてしまえば、アベノミクスの効果は吹き飛び、安倍首相の退陣論も起こるだろう。これは、民主党の海江田代表の守護霊も指摘している。

【参考記事】 「安倍政権をつぶすなら、消費税を上げるべき」 海江田万里・民主党代表守護霊が語る自民党の弱点

万が一、消費税の問題を乗り切れたとしても、安全保障の問題については急を要する。憲法九条改正は確かに重要な課題であり、日本が真の意味で主権を取り戻すため、すぐにでも実現しなければならないものだ。菅守護霊のように、次の選挙まで待つような悠長なことを言っていて大丈夫なのだろうか。

これについては、

「中国はまず、フィリピンと(戦いを)やるんじゃないかと思います。中国とフィリピンで島の取り合いで戦いが起きたりすると、日本のマスコミもまずいと気づいて安倍寄りの意見になるのではないか」 と述べた。

しかしながら、現在、中国がウイグルやチベットに対して行っている侵略行為、人権侵害の数々は、主要マスコミではほとんど報道されていない。

フィリピンにおいても、かつてはクラークに米空軍基地、スービックに米海軍基地があった。しかし、基地反対の世論の高まりを受け、米軍基地の使用延長が認められず、1991年米軍はフィリピンから出て行った。その結果、中国は周辺海域に軍事施設を作り始め、フィリピンが領有権を主張する南沙諸島に攻め入ってきた。フィリピンは米軍基地の抑止力に気づいたが、時すでに遅かった。

こういう事実は、本誌が2010年より発信する前には、主要マスコミでは指摘されていなかった。

マスコミの“変心"に期待しても、裏切られる可能性も高い。周辺諸国の有事の際、どう動くかについては想定し、常に備えておかねばならない。

「言うべきことは言う」のが参謀

現実問題として、憲法九条の改正には時間がかかる。改正実現のため、反対派やマスコミの動きを見ながら、世論の高まりを待とうとする菅官房長官の老獪な考え方には大いに学ぶべき点がある。

しかし、国際情勢は待ってくれない。安倍首相が憲法九条改正を成し遂げたいのは、日本が主権国家として自立し、国防強化を図るためであろう。何もしないで憲法改正のタイミングを待っている間に、日本が取り込まれてしまったとなれば、一体何のための改正なのかということになりかねない。

菅守護霊は、消費税や外交問題について 「安倍さんが最終判断をされる」「私は責任を取れるほどの立場にない」 と、結論を明確に述べることを避けていたが、時には、「こうすべきだ」と“主君"に進言し、決断を迫ることも大事であろう。

本当に“主君"である安倍首相のことを思い、政治家として日本に殉じたいと願うのなら、時には言うべきことを言うことも参謀の役割だ。

日本の進路を誤らせないために、菅官房長官には「現代の名参謀」の活躍を期待したい。

このほか、菅官房長官の守護霊は、以下のような点についても語った。

  • 今年の夏の参院選を勝ち抜いた「戦略」とは?
  • 幸福実現党・大川総裁が発表した「大川談話」をどう考える?
  • 従軍慰安婦問題は、アメリカの完全な勘違い?
  • 中国・北朝鮮の侵略に対して、どんな手を打っているのか?
  • 靖国問題等で騒ぐマスコミに対する本音は?
  • 連立を組む公明党との関係をどうする?
  • 安倍政権を長く持たせるために必要な「援軍」と「籠城策」とは?
  • 批判を受けずに原発を再稼動するための「秘策」とは?
  • 菅守護霊が自己分析! 安倍さんや麻生さんにはない「自分の強み」とは?
  • 今後の政界再編の見通しと、幸福実現党への期待。

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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