オバマ米大統領がシリアへの軍事介入をめぐって、議会の説得工作を進めています。

2008年の大統領選でオバマ氏とたたかった、共和党のマケイン上院議員は当初、「アサド政権打倒と内戦の終結につなげるためには、本格的な軍事介入が必要」との立場から、オバマ氏の表明していた「限定的な軍事行動」に否定的な見解を示してきました。

しかし最近では、「(軍事介入の)否決は破滅的結末」になるとして、議会の承認が必要という立場に軟化。共和党の重鎮の容認姿勢は、今後の議会の審議に大きな影響を与えることになりそうです。

以下、軍事介入に賛成または反対する立場の主な理由を見てみましょう。

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