公開霊言抜粋レポート
新潮の悪魔が暴露
「今が楽しければいい、という人生観で雑誌をつくっている」
「仏説・降魔経・現象編 ―「新潮の悪魔」をパトリオットする―」 2013年8月1日収録
「週刊新潮」の度を越した報道ぶりが目立っている。8月8日号では、「圧倒的人気『英王室』に雅子さまの焦燥」という特集記事を組み、ロイヤルベビー誕生に沸くイギリス王室と、体調不良が続く日本の皇太子妃・雅子さまを比較。雅子妃を精神的に追い詰めるような内容となっている。週刊新潮はこれまでにも、多くの著名人や政治家の名誉を傷つけ、人格を否定してきた。昨秋には、女性スキャンダルの記事で、当時の現役の大臣を自殺に追いやった。冒頭の同号には、幸福の科学に対する中傷記事も掲載したが、その報道の自由に名を借りた「悪魔の悪口の自由」の背景に、一体、何があるのか。
大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は8月1日、週刊新潮の創刊にかかわり、新潮社の全盛期をつくった故・齋藤十一氏の霊を呼び、同誌に何をアドバイスしているのかを問いただした。同氏の霊は、以前の霊言で新潮社を導いている悪魔ではないかとされていたが、果たして何を語ったのか。
※大川隆法総裁による「仏説・降魔経・現象編 ―「新潮の悪魔」をパトリオットする―」の映像は、全国・全世界の幸福の科学の支部・精舎で拝聴できます。なお、この内容を収めた書籍は8月9日より、全国の書店で発売予定です。
新潮の常軌を逸した皇室バッシング
「圧倒的人気『英王室』に雅子さまの焦燥」――。
そんな挑発的な見出しが躍ったのは、「週刊新潮」(発行:新潮社)8月8日号の特集記事。記事全体の4分の3ほどの文字量でロイヤルベビー誕生に沸くイギリスの様子を伝えた後、話題は一転して、日本の皇室に向けられる。「そんな状況下、かの国における王室の愛され方をご覧になるにつけ、ふと焦燥感に囚われるような一瞬がないとは限るまい。それは、ひとり雅子妃のみならず……」と続き、適応障害と診断されて、十分に公務ができない雅子妃に対し、識者や“関係者"のコメントをつないで、まさに焦燥感を煽り、精神的に追い詰めるような内容となっている。
「週刊新潮」をはじめとする新潮社の媒体による皇室バッシングは、今に始まったことではないが、特に最近は常軌を逸している。3月には月刊「新潮45」が、宗教学者の山折哲雄氏の論文「皇太子殿下、ご退位なさいませ」を載せて、皇太子に皇位継承権の放棄を迫った。また6月には「週刊新潮」が、天皇陛下や宮内庁に関する記事で、宮内庁から「事実無根」と2週連続で抗議を受けるという異例の事態を引き起こしている。
皇室関係以外にも5月末、裏口入学の口利き名目で支援者から現金をだまし取ったとする元参院議員に関する「週刊新潮」の記事をめぐる訴訟で、新潮側が敗訴。330万円の損害賠償の支払いを命じられた。「報道の自由」の名の下では何を書いてもいい、という領域に入っているかのようだ。
幸福の科学に対して執拗に中傷を続ける「週刊新潮」
冒頭の「週刊新潮」8月8日号では、3年半で190冊以上の霊言集を出し続けている大川隆法・幸福の科学総裁の霊言に対する中傷記事も掲載。霊言集の表紙に、識者の写真やイラストが入っていることを取り上げ、“さる教団ウォッチャー"のコメントとして、「肖像権侵害の疑いがある」などと書き、池上彰氏のコメントとして「肖像のパブリシティ権侵害に当たると思います」などとした。
しかし、これらは法律の専門家のコメントではなく、記事に登場する「肖像権に詳しい」とされる弁護士からは肖像権やパブリシティ権の侵害というコメントは獲得できなかったことに伴うごまかしに過ぎない。
大川総裁の公開収録の霊言集は、「宗教活動」であると同時にマスメディアとしての「報道」の一環であり、「公人」である掲載者の肖像などの有する顧客吸引力の利用を専ら目的としていないことも明らかだ。したがって、肖像権の観点からも、パブリシティ権の観点からも掲載者の許諾は不要であることが最高裁判例の結論である。そもそも、著名人や芸能人の醜聞や写真を多数掲載する週刊新潮が、他者に対して「肖像権の侵害」と批判するのは本末転倒だ。
実は週刊新潮は、霊言に限らず、幸福の科学グループに対して執拗な中傷を続けている。
昨年11月の記事では、栃木県那須町の「幸福の科学学園中学校・高校(那須本校)」に、懲罰のための「独房」があるというまったくのつくり話を記事にして、「恐怖の学園」などと悪質な印象操作で学園を貶めるようとして、多くの生徒や保護者の怒りを買った。この記事については、その後、同学園が、新潮社と社長の佐藤隆信氏らを名誉毀損で訴えており、現在、係争中だ。
最近では、参院選期間の真っ只中にもかかわらず、7月10日発売の記事で、「参院選全員落選だから……」という見出しを立てた。有権者に「同党に投票すると死に票になる」ことを想起させるもので、公職選挙法違反にあたるような記事を堂々と掲載した。
こうした悪意を込めた記事や中傷記事が続く中で、今回の「新潮の悪魔」の霊言に至った。
「週刊誌は、今のことを面白く書けばいい」
霊言で呼び出されたのは、「週刊新潮」や写真週刊誌「FOCUS」を立ち上げ、新潮社の全盛期をつくった故・齋藤十一(じゅういち)氏の霊。2011年の霊言で、すでに「週刊新潮に巣くう悪魔」であることがほぼ確定していたものの、齋藤氏の霊はすでに亡くなっているという自覚はなく、「病院に入院している」という認識だった。「週刊新潮」の編集長を務める酒井逸史氏に、幸福の科学の攻撃の“ポイント"を教えていると明かし、雑誌の編集スタンスについて自らこう暴露した。
「週刊誌は、今のことを面白く書けばいい」
「はっきり言って、我々は今が楽しければいいという“正しい"人生観で雑誌をつくっているんだ」
「皇室とかあるいはイギリス王室に直接取材できるわけがない。だから、憶測もあるけど、ちょっとでも関係ある人間に、ちょこっと聞いて、『まあ、そうだろうな』ということで書いているんだよ」
愕然とするコメントだが、こうしたスタンスでつくられた記事が、どれだけ多くの人を苦しめてきたことか。昨年9月には、松下忠洋・金融・郵政民営化担当大臣(当時)が自宅で首吊り自殺をしたが、その2日後に発売された「週刊新潮」には、松下氏の女性スキャンダルの記事が掲載されていた。微に入り細を穿つような情事の様子をこれでもかと書き立て、一人の政治家を自殺へ追いやった。
齋藤氏の霊は、「週刊新潮の悪魔」として2011年の霊言にも登場していたが、その時に次のような言葉を残している。「『カネと女と権力』、この三つを追及しておれば、週刊誌は食っていけるわけよ」(『「週刊新潮」に巣くう悪魔の研究』所収)。
霊言のメッセージを受け止めたような動きを見せた大手新聞、安倍首相
その一方で、齋藤氏の霊は、「週刊新潮」の現状に一つの懸念を抱いていた。
「とにかくねえ、私たちも新しい読者を開拓したいのよ。今、実は、週刊新潮を読んでいる層は、ちょっとリタイアし始めているんだよ。要は、会社の通勤途中で、彼らが買ってくれてたんだよ。そういう“尊い"方々がもう会社をリタイアされたので、全体的に(部数が)落ちてるんだ」
確かに、先の大戦直後の1947年から49年に生まれた800万人超の第一次ベビーブーム世代、いわゆる「団塊の世代」の人々が、2007年以降、定年を迎え、相次いで退職している。戦後の高度成長をけん引してきた人々だが、1956年に創刊した「週刊新潮」の売れ行きの伸びも、この世代とともにあったと言える。ただ、戦後の日本社会の反省点は、戦前には多くの人が当たり前のように持っていた信仰心や神仏への畏敬の念を捨て去り、物質的な豊かさ、経済成長一本槍で突き進んできたところにある。その日本人の姿を、外国の人々は「エコノミック・アニマル」と揶揄した。
だが今、その日本人の価値観が大きく変わろうとしている。多くの人々が、神仏の存在やあの世の存在を受け入れ始めている。その価値観の発信源は、「霊性革命」を掲げる幸福の科学であることは間違いなく、霊言について齋藤氏の霊もこう認めた。
「お前たちがやっている方法は、どうもインチキくさい。けど、何か特殊なルートがあるらしいというのは、この業界でも噂にはなっているのは事実だよ」
それを示すように、「週刊新潮」は、幸福の科学を揶揄した冒頭の記事で、7月に自身の守護霊の霊言本が出た池上彰氏本人に取材しているが、守護霊が語ったNHKの退社時の年齢が1歳ずれているという程度の指摘にとどまっており、霊言に対する本質的な批判コメントを引き出せないでいる。ちなみに、池上氏はNHKを退職した数カ月後に誕生日を迎えているため、この辺りのずれはご愛嬌といったところだろう。
それに加えて、霊言集のメッセージが、大手新聞や安倍首相をも動かしている。
大川総裁は7月に約20冊の霊言本を発刊。福島瑞穂・社民党党首の守護霊を呼んだ『そして誰もいなくなった ―公開霊言 社民党 福島瑞穂党首へのレクイエム―』や、先の大戦時の歴代総理の霊が安倍晋三首相を一喝した『「首相公邸の幽霊」の正体 ―東條英機・近衛文麿・廣田弘毅、日本を叱る!―』、そして、村山富市元首相と河野洋平元官房長官の守護霊を呼んだ『「河野談話」「村山談話」を斬る! ―日本を転落させた歴史認識―』などだ。
すると、産経新聞は7月27日付の一面コラム「産経抄」で、「党名を変えた方がいいのは、みんなの党だけではない。福島瑞穂党首が辞めても後釜が見当たらない社民党は、『そして誰もいなくなった党』を……」と書いた。30日には、安倍首相が自民党幹部との会食で、公邸に入居しない理由を「幽霊が出るから嫌なんです」(31日付産経新聞)と話した。8月1日には読売新聞は社説で「河野談話の見直しを」という見出しを立てて、アメリカで行われた従軍慰安婦の少女像の除幕式を批判している。
「週刊新潮は『地獄への切符』。『悪魔の民主主義』は憲法も許していない」
また齋藤氏の霊は、自身が霊として他人(チャネラー)の体を借りながらしゃべっていることに矛盾を感じながらも、こう話した。
「ちょっと、質問、逆にさせてくれ。なんでいろんな、あんだけのたくさんの霊人を呼べるんだ? ええ? いや、ありえない。普通は。正直に言うと、不思議なのは不思議なんだ。なんであんなに、いろんな人間をたくさん、同時に連続して呼んでこれるのか」
「これ、多くの人が信じるようになってきたら、大変なことになるじゃないかあ! 大変な営業妨害だ!」
これまでの霊言は、その多くが歴史上の人物や政治家、大学教授などだった。だが最近では、報道ステーションの古舘伊知郎氏やNEWS23の膳場貴子氏など対象の幅が広がっている。齋藤氏の霊は、こうしたテレビや芸能関係者などの霊言が、自分たちのメインマーケットであることを主張し、そこに入ってくるなとけん制。しかし、霊言を嫌がるのはマーケットを奪われるという理由以外の、もっと根源的な理由を明かした。
「みんな3、4年前はバカにしてたけど、最近ちょっと、(幸福の科学が言ってきたことが)当たり始めている。われわれの業界は非常に懸念している」
「これからこうなる、みたいなことをお前らがバンバン出て、それがオピニオンになって、過半数を超えたら、週刊誌は一体どうなると思う? これは今の編集長の酒井レベルと違って、もっと先を見とるんだよ。だから、これはこのままほっとくとやばい。これは根元から週刊誌を消そうとしているなと(見ている)」
つまり、日本社会が「今が楽しければいい」という人生観を捨て、あの世とこの世を貫く幸福を求める「霊的人生観」を肯定すると、成功者への嫉妬を煽ったり、刹那的な欲望を満たす週刊誌の商売そのものが成り立たなくなるということだ。
そして齋藤氏の霊は、"かなり偉い方"から、幸福の科学グループの「国際的な伝道」「幸福実現党」「霊言」を止めろというメッセージを受け、「週刊新潮」に同グループを攻撃させていることも告白した。
霊言のあとの総括として、大川総裁はこう語っている。
「週刊新潮というのは、『地獄への切符』だということだけは、よく分かりました。これが民主主義を語り、国の政治家のクビを切ったりするようなことは、ちょっと限度を超えているかもしれません。『悪魔の民主主義』というのは、憲法も許していない」
「甘く見ていたら、神罰が降りることもあるかもしれませんから、気をつけたほうがいいと思います。宗教というのは、最後は冒涜を許さないのはどこも一緒です」
齋藤氏の霊から指導を受けている「週刊新潮」並びに酒井編集長は、これまで自分たちが日本社会に広げてきた刹那的、享楽的な価値観が、決して個人や社会を幸福にするものではなかったという事実に気づくべきだ。そしてまた、神仏という存在がいて、あの世という存在があり、多くの人々の幸福を願う宗教があるということを理解すべきである。
このほか、齋藤氏の霊は、以下のような点についても語った。
- 「週刊新潮」の酒井逸史・編集長についての人物評
- 生前に入信していた宗教団体に対して、今も抱いている思いとは?
- 「河野談話」「村山談話」に対する見解
- 「大川隆法の守護霊霊言」への驚き
- 「創価学会を叩いてもつまらない」?
- 「週刊新潮」の記者が、記事を書くときに使う分身の術とは?
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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