2009年5月号記事

「日本の繁栄は、絶対に揺るがない」

「農村分配型政治」の終わり

日本政治の主役の一人であり続けた小沢一郎・民主党代表が“退場”させられようとしている。来る衆院選後は民主党など野党の勝利で、都市部の富を地方に分配する政治の完全復活が予想され、日本の株価を押し下げていた。それだけに小沢氏が献金事件で失速したことは、日本経済にとって好材料。これからは、「農村型」の政治家の代わりに「都市型」の政治家が主導権を握る時代となるだろう。