FBIが3月25日にホームページに掲載した、63年前の「UFOの墜落・回収事件」捜査書類が大きな話題になっている。

それは、当時のFBIワシントン支局長ガイ・ホテルがFBI長官宛てに報告した1950年3月22日付の書類で、この2年で、すでに100万回近く閲覧されている最も人気の「UFO」情報である。

内容は、「ニューメキシコで3つの"空飛ぶ円盤"が回収されたと空軍の調査官が報告した」という第3者による話を記載しており、次のようなものである。

  • 円盤は丸く真ん中が膨らんでおり直径約15メートル。
  • どの円盤にも3体のヒト型の死体があり、身長は約90センチ。
  • 地上の強力なレーダーが円盤の操縦に干渉したことが原因。

この案件は「再評価の必要なし」で処理されたが、問題は、これがいわゆる1947年、ニューメキシコ州ロズウェルにUFOが墜落し、秘密裡に軍が回収したとされる「ロズウェル事件」の書類だと信じる人が多く存在するということだ。しかし、FBIはホームページでそれをキッパリと否定している。

アメリカとエイリアンの関係はロズウェルから始まったと言われる。当時、UFO墜落事件は全米で報道されたが、すぐに気象観測気球の落下であると訂正され、今もそのままである。しかし疑惑は残り続け、ついに1998年、米国防総省の上級将校フィリップ・コーソーが暴露本を出版した。これは大手メディアに次々に取り上げられ絶賛もされたが、証拠に裏付けがないと批判する者もいる。

今回のFBIの記事は多くのメディアが取り上げ注目されたが、ロサンゼルス・タイムズの「真実を知りたいならFBIには聞くな」のように懐疑的な向きも多い。

大川隆法・幸福の科学総裁による、宇宙人の記憶を持つ人やアメリカの国家最高機密といわれる「エリア51」、月の裏側の遠隔透視などの衝撃的なリーディングを通して言えることは、すでに宇宙との交流は始まっているということだ。FBI書類の真偽もそうだが、これを機に「ロズウェル」が再燃していることが興味深い。

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