安倍晋三首相が2月23日(日本時間)のオバマ米大統領との会談で、TPPについて前向きな発言を引き出し、日本が交渉に参加する方向になりました。でも、国内では反対の声もまだ多くあります。そもそもTPPとは何かから考えてみましょう。

TPPとは「環太平洋戦略的経済連携協定」のことです。2005年にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国から始まり、その後、アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルー、そして2012年11月からカナダとメキシコもが参加し、現在11カ国に拡大しています。

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