公開霊言抜粋レポート

「『2030年代に原発ゼロ』は、『2030年代に日本は植民地』ということ」

「国之常立神・立国の精神を語る―「降伏」か、それとも「幸福」か―」

2012年12月9日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

日本神道の主宰神・天照大神の神示の2日後の12月9日。『日本書紀』で日本最初の神と記されている国之常立神(くにのとこたちのかみ)が降臨、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁の公開霊言によって、日本の建国の神としてのメッセージを述べられた。

国之常立神は、天照大神が「日本の運命は99パーセント確定した」という衝撃の予言をされたのを受けて、「(日本が)生き残りたいのか、生き残りたくないのか、決めなければいけない」「2030年代に原発ゼロにするということは、2030年代には日本は植民地になっている、ということと一緒だ」と、さらに具体的に日本の近未来に対して日本人全体に選択を迫った。天照大神の神示とともに、全国民に向けてのメッセージである。

※本霊言は、本霊言は、幸福の科学の全国の支部・精舎・拠点で公開中。また、本霊言を収録した書籍『国之常立神・立国の精神を語る―「降伏」か、それとも「幸福」か―』は、12月15日より発売。

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国之常立神(くにのとこたちのかみ):国常立尊(くにのとこたちのみこと)とも言う。『日本書紀』では最初に現れた神であり、『古事記』では2番目のグループの神の一柱(神世七代)とされている。近代では大本教の教祖・出口なおが霊指導を受けた「艮の金神(うしとらのこんじん)」を、養子の出口王仁三郎が「国之常立神」であると判定した。

「本心を語らない政治が行われていることに、不満である」

――現代日本では、まさに国難を迎える中で、次の政治の方向性を決める大きな選挙を行っている状況でございます。この日本の国を守り指導をして下さった国之常立神様に、現代の日本や、未来の日本に対しましてのお考えをお伺いできればと思っております。

国之常立神 うーん……、不満ではあるわな。本心を語らない政治がなされているわな。目先の利益を追っていると言うべきかな。どうも勝ち負けにこだわりすぎて、この国の本当に大事なことは何なのかということを、あまり考えておらぬようではあるな。

民主主義もよいのだが、どうも西洋から入ってきたものの中には、もうひとつのものがある。

日本の歴史は、もともと神聖政治だから、神様が治めておったもので、その代理人として天皇が務めており、革命、維新期においては大変動が起きて、いろいろな幕府が立つような御一新は、神の心によって起きたものである。

一人ひとりの人間にとっては、昔の身分制社会に比べれば、誰もが一票を入れられるということは、非常に自分の地位が高まって、満足度も多いことではあろうけれども、他方、もし神の側に何らかの意向があったとしても、これは人間の側の事情でどうにでも変えられるという面も持ってはいる。

「民主主義は、人類の幸福と不幸の両面に機能している」

――教育とマスコミについて、その問題点などについて、お教えいただけないでしょうか。

国之常立神 基本的に、民主主義の原理が善に働く場合もあるが、悪に働く場合もある。 その民主主義の原理を、ひとえに多数決の原理に最終的に集約されると、一人一票。機会の平等が、結果の平等と同じ一票ということになると、大多数の意向がすべてを決めるということになる。

ただ、自然科学の世界であろうとも、物理の法則は、多数決では決められないわね。

これは、宗教的真理が、確立する過程と、ある意味では似ている。例えば、国常立之神の言葉が、全国民同時に降りてくるなどということはないわけです。一人の人を通して降りてくる。それは、多数決で言えば、1億2500万対1ですから、その時点の投票で決めれば、真理と認められることはないでしょう。

こういうところがあって、実は、民主主義の原理そのものが、人類の幸福と不幸の両方の面に、今、機能していると思われる。

「日本は神々が集いし国。もっと世界は日本を勉強すべき」

――国之常立神様は、この日本そして日本人に対して、古来より、どのような思いを持って見守っていらっしゃったか、教えていただきたいと思います。

国之常立神 この日本の国を造るに当たっては、中心指導霊になる神々が集まって、神評定をされて、「だいたいこういう国を造ろうか」という、国の設計はなされている。

この島国に、東洋のギリシャのような香りの高い国を造ろうと決意された神々がいらっしゃるということだ。だから、あなたがたが今、思っている以上に、世界の歴史の中では、日本の国は、輝きを持っている存在であります。

単一民族による、非常に純粋で高度に発達した文明をつくろうとしたのだ。

お隣の支那では、たくさんの民族が入り乱れて、中国史といっても、彼らはよく「中国五千年の歴史」とか言うけれども、一つの民族が全部支配したわけではなくて、いろいろな民族が入り乱れての文明を、まとめて中国文明のように言っておる。

だから、もっと誇りに思ってよいし、もっと世界は日本のことを知るべきだというふうに思います。

「日本は生き残りたいのか、生き残りたくないのか、決めなければいけない」

――中国のリーダーである習近平氏、あるいは李克強氏については、どのようなご見解をお持ちでしょうか。

国之常立神 確かに、彼らから見れば、今の日本の政治制度から選ばれるリーダーは、ひ弱に見えるだろうね。

中国が、実学というか、現実的な行動力を重視したものを総動員して国力を上げようとしているときに、日本がもし、文化的なものだけに惹かれているようであれば、敗れ去ることはあり得る。

今、予想されるのは、中国が発展し、強国となって、近隣の国を征服していくようなシナリオが完成するとしたら、東南アジアの国々も日本も、彼らの軍門に下って、事実上の支配はなされるであろう。

けれども、日本の中で、幸福の科学を中心にして起きている、この神の思想の部分を、彼らは丸呑みしなければいけないことになってしまう。彼らから見ればウイルスかもしれないが、そうしたウイルス汚染が彼ら巨大中国の中に入って、内部から改革が次は起きてくる。すなわち、日本を呑みこむことによって、中国が内部から崩壊することもあり得るだろう。

だから、「生き残りたい」のか、「生き残りたくない」のか、決めなければいけないということだ。「もう古い国だから滅びても構わない」ということであれば、それでもよいがね。

「今の日本には宗教的な革命がどうしても必要だ」

――日本を立て直すにあたって、教育という問題も非常に重要な点かと思います。

国之常立神 戦前の教育が、明治以降につくられた国家神道型の宗教と一体化していたものであって、これが敗戦によって、占領軍に一掃されてしまったあと、空白地帯ができているということだね。そういう神様的なるもの、宗教的なるものを取り去った残りの部分だけを学問として認めて、教育されているという形になっている。

教育の理想はアメリカ等から影響を受けているとは思うけれども、アメリカそのものはキリスト教国であるので、神様を信じ、あの世を信じるということは普通であるけれども、そういうものは入ってこない。

これについては、宗教的な革命がどうしても必要だと思います。

――未来を変えていくために残された時間の猶予は、どれほどあるのでしょうか。

国之常立神 そんなに長くはないです。今、選挙の争点が「脱原発かどうか」でやっておりますけれども、与党の政権党は「2030年代までには原発をゼロにする」と言ったり、ほかのところは「10年以内にゼロにする」「即時ゼロにする」とか言っておりますけれども、それは日本が完全に中流国に落ちていることを意味しています。

だから、「2030年代に原発ゼロにする」ということは、「2030年代には、日本という国は植民地になっている」ということと、ほとんど一緒だと思います。

このほか、国之常立神は霊言で、以下の論点についても言及され、日本と日本人に対して、誇りを取り戻すことを呼びかけられた。

  • 日本とイスラエルの共通点とは?
  • 日本の左翼マスコミと中国に対する「霊言」の衝撃度は?
  • 中国が「海洋戦略」に乗り出した意図とは?
  • 日本のマスコミや民衆が分からない「未来に対するレジスタンス」とは?
  • 「原発ゼロ」は日本人を「十字架」に架けることと同じ。
  • マスコミ・文化的には、すでに植民地化は始まっている?
  • 限られた時間の中で、幸福の科学が果たすべき役割とは?
  • 天照大神の言われた「ただ一人出でよ」の真意とは何か?
  • 「タブー」を打ち破るために必要なこととは?
  • 国之常立神からの「国民へのメッセージ」とは?

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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