読売新聞、AFP通信などによると、現代物理学を根底から揺さぶるようなニュースが報じられている。23日、名古屋大学が、素粒子ニュートリノが光速よりも速く飛んでいるという測定結果が得られたと発表したのだ。これが確認されれば、アインシュタインの相対性理論が覆ることになる。
観測は名古屋大学などが参加した日欧国際共同研究「OPERA実験」。スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)から730km離れたイタリア中部の研究所へ数十億のニュートリノを発射、精密に飛行時間を測定したところ、光速で2.4mm秒で届くところが、1億分の6秒速く到達。光速よりも0.0025%速い速度だったという。
これは、「宇宙で最も速いのは光だ」とする、アインシュタインの相対性理論に重大な欠陥があることになる。今回の測定結果について研究チームは、現代物理学では説明がつかないとし、世界の研究者の意見を聞こうとあえて発表に踏み切った。今回の再検証に参加したフランスの物理学者ピエール・ビネトリュイ氏は、「ニュートリノが四次元とは別の次元への近道を見つけたのかもしれない。光速は最速と我々が思い込んでいただけなのかもしれない」とコメント。
ところで、光速を超える速度があることは、大川隆法総裁が23年前にすでに説いている。1988年8月の時点で大川総裁は『釈迦の本心』でこう予言している。
「アインシュタインのこの理論は、まもなく破られることになります。『光速度も一定不変のものではなく、究極の尺度ではない』ということが明らかになるのです。これは、『光速』を超えるものとして、『霊速』、霊の速度というものがあるということです。霊速は光速を超えており、それゆえに霊の世界では未来が見えるのです。光の速度以上の速度があれば、太陽が光を発する以前に、それを知ることができます。すなわち、あすの世界が見えることになります。霊の世界では光速を超えているのです。そして、この霊速こそが、来るべき新たな物理学の観点となるのです」(『釈迦の本心』)。
光速で何万年、何百万年かかる距離でも、光速を超えられるということは、宇宙の果てから宇宙人が地球に来訪することは自由自在ということになる。UFO(未確認飛行物体)は光速を超える原理を活用しているにすぎないわけだ。そしてタイムマシン開発の可能性も開けてくる。現代という傲慢と不遜の時代は幕を閉じ、新しい宇宙時代の足音が近づいてきている。(ア)
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