ロイター通信によると、地球から約4000光年離れた銀河系内に、ダイヤモンドでできているとみられる小惑星が発見された。

オースラリアの天文学者らがつくるチームが、25日発行の米科学誌サイエンスで発表したもの。オーストラリア・スウィンバーン工科大学マシュー・ベイルズ教授らが調べたところ、同惑星は、通常よりもはるかに高密度で、そのほとんどが炭素からできていることが判明。密度が非常に高いことから炭素は結晶質と考えられ、その大部分はダイヤモンドのような物質だと見られる。

ただしダイヤモンドのように、「光り輝いているとは想像していない」(英マンチェスター大学宇宙物理学者ベン・スタッパーズ氏)というオチが付くものの、このような奇想天外な宇宙の発見ニュースが今、連続している。その発見速度についていきながら、さらに最近頻繁に地球に飛来するUFO(未確認飛行物体)など宇宙からの来訪者にも対応しなければ、今後新しい時代を開くことはできないのかもしれない。(ア)